社団法人 日本武術太極拳連盟

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社団法人 日本武術太極拳連盟
2010年度(平成22年度)事業計画
(平成22年4月1日~平成23年3月31日)
2010年1月16日 第69回理事会・第42回通常総会承認済み

1.各連盟の組織の充実・強化と拡大:

1)市区町村単位の組織化:

 各都道府県連盟域内の市区町村単位の組織化を促進させ、確立・強化させるために、市区町村単位での武術太極拳の交流会、講習会等を開催して、市区町村単位の連盟(協会)の発足を図るよう、心がけたい。そのうえで、市区町村体協への加盟を達成するように、努力したい。

2)47都道府県連盟の体協加盟を:

 2008年度に富山県連盟が、(財)富山県体育協会に42番目の加盟を果たした。また2009年12月に(財)東京都体育協会により、東京都連盟の加盟申請が承認され、43番目の加盟を果たすことになった。残る4県(島根、愛媛、長崎、大分)が加盟を促進し、早期に全47都道府県での体協加盟が実現することが期待される。

3)行政主導の「太極拳のまち」作り:

 「太極拳のまち喜多方」が発足して8年が経過し、喜多方市の活動が全国の各方面から注目される度合いが年毎に高まっている。また、大阪府熊取町でも「太極拳のまち」を宣言した。昨年11月には熊取町教育委員会主催で「くまとり太極拳フェスティバル」を開催され、多数の町民が参加した。今後、毎年秋に同フェスティバルを開催していく。
 さらに、島根県松江市が、2008年10月8日に喜多方市と「介護予防と太極拳についてのシンポジウム」を開催して太極拳体操の交流会を行ったことから、この方面での活動が進展している。市民の健全な余暇活動と健康増進を推進する一環として、行政が主導する太極拳の活動がさらに発展するように努力していきたい。

2.武術太極拳の普及および指導:

「技能検定」を拡充し、中央・ブロック・都道府県の「講習会」、
「研修会」等の事業を推進する:

 武術太極拳愛好者の普及と向上を推進する事業として、太極拳および長拳の「技能検定制度」を着実に拡充する。
 また、太極拳愛好者と指導者の技能向上を図るために、東京の「本部研修センター」と大阪の「大阪トレーニングセンター」における各種の「特別講習会」、「技術講習会」等の充実を図るとともに、各ブロック、都道府県連盟単位で、ブロック講師、都道府県連盟講師等を中心とした各種の講習会や研修会の事業を推進させる。そして、同種の「センター」が他のブロックでも設置されることを段階的に推進する。

1)太極拳初段~3段技能検定:

1:3段検定試験=2009年度は11会場で実施した(2008年度は9会場で実施)。2010年度は12会場で実施する予定(仙台、東京①、②、③、埼玉、名古屋、西宮①、②、③、岡山、福岡①、②)。

2:2段検定試験=2009年度は16会場で実施した(2008年度は17会場)。2010年度は18~19会場で実施する予定。

3:初段検定試験=2009年度は45都道府県の46会場で実施した(2008年度は40会場)。初段検定は、公認普及指導員認定と同様に47都道府県での実施を目指している。そのために、たとえ受験者数が少なくても、積極的に実施することが求められる。2010年度は、2009年度に初段検定の実施に至らなかった2県でも実施されることが期待される。

2)太極拳5級~1級技能検定:

 太極拳技能検定制度の基礎である級位検定を一層進展させるために、級検定の実施形態を引き続き改革、改善することが求められる。

①「5~2級検定」を都道府県連盟が代行実施している範囲を縮減し、加盟団体が独自に実施する範囲を広める。

②加盟団体が小規模で独自実施が困難な場合は、複数団体が合同で実施することを促進したり、県連盟が実施せざるを得ない場合は、実施時期、実施場所を増加するなど、受験者の便宜を図る。

③「1級検定」についても実施回数、実施場所を増やすなどして、受験者の便宜を図る。

 「1級検定」を、前期または後期の1回しか実施していない県は、受験機会を増やすために、必ず、前期・後期に実施することを目指す。

3)「本部研修センター特別講習会」:

 本部研修センター特別講習会の実施は4年目に入る。太極拳上級者、太極拳上級指導員の技能向上を図るために、実施日程等を改善したうえで「3段特別講習会」を3回、「2段特別講習会」を3回、「推手特別講習会」を4回実施する。

4)「3段検定受験対策講習会」:

 太極拳2段取得後2年目以上の人を対象とする「3段検定受験対策講習会」は、2009年度は8会場で実施した。2010年度は1会場増設して、9会場で実施する予定。

5)長拳技能検定:

 2001年度から始まった長拳技能検定を、全国的にさらに広範囲で実施することにより、カンフー体操、長拳の一層の普及促進を図る。
 長拳1~2級技能検定は、2007年度までは東京、大阪の2会場で実施してきたが、2008年度は、4会場で実施(東京、大阪、静岡、福岡=いずれも2009年1月~3月に実施)。
 2009年度は5会場で実施(東京、大阪、岩手、静岡、福岡)。
 2010年度は、下記のように実施する。

-長拳2級・1級 2011年1月~3月に、東京、大阪と他県の3~4会場で実施−長拳6級・5級・4級・3級 都道府県、ブロックで通年実施

6)ジュニア愛好者の拡大とジュニア選手の発掘・育成・強化を重点施策とする:

 「2008年北京オリンピック」以降の重点施策の一つとして2009年度には「新しい選手層の拡充とジュニア選手の育成」を掲げた。
 2008年12月にインドネシア・バリ島で開催された「第2回世界ジュニア武術選手権大会」で、日本は、金8、銀5、銅5の多数のメダルを獲得し、参加44カ国・地域のなかで中国に次ぐ第2位の成績を挙げた。また、2009年6月にマカオで開催された「第5回アジアジュニア武術選手権大会」では、金5、銀6、銅6を獲得し、参加国中第4位の好成績を残した。2010年度は、さらにジュニア愛好者とジュニア選手の発掘・育成・強化の活動を強めていく。

①ブロック別ジュニア交流大会:2009年度には、近畿ジュニア交流大会(第8回)、南関東ジュニア交流大会(第7回)、東北ジュニア交流大会(第6回)、北関東ジュニア交流大会(第5回)、東海・北陸ジュニア交流大会(第3回)、第2回中国・四国ジュニア交流大会に加えて、第1回九州・沖縄ブロックジュニア交流大会が開催された。これで7ブロックのすべてにおいてジュニア交流大会が開催されたことは喜ばしい。2010年度以降、これらのブロックジュニア交流大会が、質量ともにさらに発展することが期待される。

②ブロック別ジュニア強化合宿・講習会:ブロック別ジュニア交流合宿、講習会等を企画、実施して、各ブロックでのジュニア育成と強化を促進することが求められる。

③全国ジュニア強化合宿:全国ジュニア強化合宿は、2004年度から2006年度まで、毎年12月に実施してきた。2007年度には年2回実施に拡充され、2008年度は年3回実施(5月、8月、12月)、2009年度も3回実施された(4月、8月、12月)。2010年度も引き続き「全国ジュニア強化合宿」に、各ブロックで育成されたジュニア選手を多数参加させて、ジュニア選手の養成、強化体制を拡充させる。

④ジュニア選手管理システム:2008年度~2009年度に、全国ジュニア強化合宿に参加したジュニア選手の選手管理データベースと「選手管理台帳」を整備して、各選手の健康状態、訓練状態、技術の段階的訓練プログラムを作成した。2010年度も引き続き、ジュニア選手の管理データをさらに充実させ、定期的に更新して整備する。ジュニア選手の育成プログラムを確立し、ジュニア選手の技術向上と運動障害防止を図る。

⑤「規定難度套路」の普及:2008年7月の第25回全日本武術太極拳選手権大会から、太極拳、南拳、長拳の「規定難度套路」の競技種目が新設され、多数のジュニア選手が出場した。2010年度に、「規定難度套路」の競技を拡充するために選手強化委員会が「第2回規定難度套路講習会」を計画し、実施する予定。

⑥ジュニアコーチ派遣:孔祥東特別招請コーチによる、南関東ブロックジュニア育成と本部研修・強化センターでの強化訓練を実施する。また、同コーチの、東北・北海道ブロック、北関東ブロック等での「ジュニア合宿」等への派遣を計画する。

⑦専門委員会「ジュニア普及委員会」の都道府県・ブロック・全国委員会を発足:

 2008年10月に開催された第64回理事会において、ジュニア愛好者、ジュニア選手の発掘・育成をさらに強化するために、2009年度から新たに「ジュニア普及委員会」を設けて活動を推進することが決定された。 「ジュニア普及委員会」の専門委員会規程は、2009年6月に開催された第67回理事会と通常総会に提案して、あらためて承認を受けた。
 武術太極拳のジュニア愛好者人口を拡大し、ジュニア選手の育成を推進してゆくために、都道府県連盟とブロックにおいて「ジュニア普及委員会」を設置する。この委員会は、従来から進められているカンフー体操や長拳の普及活動と、ジュニア太極拳の普及活動を一本化して、より効果的に展開する。
 本委員会は、まず、都道府県とブロックにおいて、活動実態を備えた委員会が設置されることが求められる。2010年6月に開催される理事会・総会においては、活動実態を備えたブロック委員会の設立に基づいて、「全国委員会」の構成委員、役員を選任する。


3.武術太極拳の日本選手権大会およびその他の競技会の開催:

1)「2010年全日本武術太極拳競技会」を、5月1~2日に、東京・本部研修センターで開催する。

2)「第18回JOCジュニアオリンピックカップ大会」を、5月15~16日に、横浜・横浜文化体育館で開催する。

3)「第27回全日本武術太極拳選手権大会」を、東京・東京体育館で、7月9~11日に開催する。

4)「第65回国民体育大会・千葉国体」の開催期間中に、千葉県流山市において「国体デモンストレーションとしてのスポーツ行事」の「太極拳大会」が、10月3日(日)に千葉県連盟の主管で開催される。

5)「第23回全国健康福祉祭・ねんりんピック石川2010」ふれあい交流種目・太極拳交流大会が、石川県連盟の主管により、石川県金沢市で10月10日に開催される。

6)「第23回全国スポーツレクリエーション祭・スポレク富山2010」フリー参加種目・太極拳大会が富山県連盟の主管により、富山県入善町で10月16~17日に開催される。

7)全国各地で、各県、地方行政等が主催する県版ねんりんピック、スポレク、県民体育大会等において武術太極拳交流大会などが開催される。また、都道府県連盟や加盟団体が主催する交流大会、フェスティバル等の各種の行事が開催される。


4.武術太極拳の国際競技大会等に対する代表参加者の選考および派遣:

1)「第1回世界格闘技大会・北京(2010 SportsAccord World Combat Games Beijing):

 国際スポーツ団体連合=Sports Accordが主催し、中国オリンピック委員会・中国同ゲーム組織委員会が主管して、「第1回世界格闘技大会・北京」が、8月28日~9月2日に北京市で開催される。この大会では、次の13種目が実施される。
①レスリング、②ボクシング、③柔道、④テコンドー、⑤キックボクシング、⑥ムエタイ、⑦サンボ、⑧空手、⑨相撲、⑩柔術、⑪合気道、⑫剣道、⑬武術
武術競技は:
-套路競技:

男子=①長拳、②南拳・南棍総合、③太極拳・太極剣総合、④刀術・棍術総合

女子=①長拳、②南拳・南刀総合、③太極拳・太極剣総合、④剣術・槍術総合

-散打競技:

男子=①56kg、②70kg、③85kg、

女子=①52kg、②60kg

 参加資格は、「2008年北京武術トーナメント」と同様な方式で、2009年10月にカナダ・トロントで行われた「第10回世界武術選手権大会」の套路競技で上記に該当する種目の上位6位までと、散打競技の上位4位までが出場することができるもの。日本は、套路競技の6種目6人の選手を派遣することができることになっている。

2)「第4回世界伝統武術フェスティバル」:

 中国湖北省十堰市(武当山)で、10月16~20日に「第4回世界伝統武術フェスティバル」が開催される予定(2008年開催の第3回大会と同じ開催地)。

3)「第16回アジア競技大会・広州 武術太極拳競技」:

 アジアオリンピック評議会(OCA)が主催して、中国の広州市が主管する「第16回アジア競技大会」が中国・広州市で開催される。
 武術太極拳競技は、11月13~17日に広州市「南沙体育館」で挙行される。「第27回全日本武術太極拳選手権大会」の参加選手のなかから代表選手を決定し、(財)日本オリンピック委員会(JOC)が日本選手代表団として派遣する。

4)「第3回世界ジュニア武術選手権大会」:

 国際武術連盟(IWUF)が主催し、シンガポール武術連盟が主管して、12月2~9日に、シンガポールで開催される。この大会の日本代表選手は、5月15~16日に開催される「第18回JOCジュニアオリンピックカップ大会」の参加選手のなかから選考して派遣される。


5.武術太極拳に関する競技力向上の推進:

 2009年6月にマカオで開催された「第5回アジアジュニア武術選手権大会」で、日本は金5、銀6、銅6のメダルを獲得し、参加20カ国中第2位の成績を挙げた。また、2009年10月にカナダ・トロントで開催された「第10回世界武術選手権大会」では金1、銀5、銅1のメダルを獲得し、参加73カ国中第5位の成績を挙げた。これらの成績は、世界の強豪国を相手に健闘したことを示し、満足すべきものであった。
 しかしながら、2009年12月に香港で挙行された「第5回東アジア競技大会」では、銀1、銅1で、参加6カ国中5位に終わった。東アジアの強豪国との競い合いのなかで、日本選手の技術課題が浮上した大会であった。
 「第5回東アジア競技大会」の経験を基にして、今年11月に中国・広州市で開催される「第16回アジア競技大会」で好成績を挙げることを2010年度の重点目標として、日本代表候補クラスの重点強化選手を引き続き強化してゆく。さらに強化活動のもう一つの重点として、次世代若手選手とジュニア選手を発掘・育成する事業を引き続き推進する。

1)代表候補選手の重点強化:

-西日本重点強化拠点会場として、「大阪トレーニングセンター」で代表候補選手の訓練活動を強化する。

-東日本重点強化拠点会場として、「本部研修センター」で代表候補選手の訓練活動を強化する。

-春季、夏季、秋季の国内強化合宿に加えて、「本部研修センター」において、必要に応じた形態で、代表候補選手の強化訓練を実施する。

2)次世代若手選手の強化とジュニア選手の発掘・育成事業:

 加盟団体と選手強化委員会が連携して、次世代の若手選手、ジュニア選手の発掘、育成、強化のための事業を展開する。東京と大阪の「研修センター」と「トレーニングセンター」を活用したジュニア選手、若手選手強化を拡充する。
 また、「規定難度套路講習会」や「コーチ研修会」等を計画して、実施する。


6.武術太極拳に関する審判員および指導員の養成並びに資格認定:

1)新国際競技ルールによる審判技術の向上を図る:

 新国際競技ルール(2005年版)による「自選難度競技」および「規定難度競技」に対する審判員の採点技術の向上を図り、審判員の増員を図る。この一環として、5月1~2日に「本部研修センター」で開催される「2010年全日本競技会」の前日の4月30日に、同センターで「拡大審判研修会」を開催する。

2)「第4期ブロック講師」の選任:

 6月に開催される日本連盟理事会・通常総会において、2010年度第4期ブロック講師として、新たに7ブロック計30人を選任する。

3)「ブロック講師研修会」:

 2010年度第4期ブロック講師30人と常任ブロック講師9人、計39人を対象として、「2010年度ブロック講師研修会」を、7月17~19日に本部研修センターで開催する。

4)「2010年度本部研修会」:

 2009年度に、ブロックにおける技術的中核指導者の育成を目的とする新事業「2009年度第1期本部研修会」を実施し、各ブロックから合計29人の参加者を指名して実施した。
 2010年度には、これら29人に各ブロックから若干名を追加指名して、2010年10月2~4日に「2010年度本部研修会(1)」を、また、2011年3月19~21日に「2010年度本部研修会(2)」を、本部研修センターで実施する。

5)公認長拳指導員養成講習・認定試験:

 長拳の指導者の養成、資質向上をすすめるために長拳公認普及指導員および公認B・C級指導員養成講習会・認定試験を実施する。
 長拳公認普及指導員認定試験は2010年度後期(10月~3月)に都道府県、あるいはブロックで実施する。公認B・C級指導員認定試験は8~9月に大阪で実施する予定。

6)公認太極拳指導員養成講習会・認定試験:

 「A級指導員認定」=1会場(東京)、「B級認定」=4会場(福岡、東京①、②、西宮)、「C級認定」=7会場(仙台、福岡、名古屋、埼玉、東京、西宮、岡山)で実施する。「公認太極拳C級指導員認定」は、2008年度から、各ブロック推薦の「C級指導員認定講師」で実施している。2010年度も同様に、各ブロック推薦の認定講師で実施する。
 各都道府県連盟は「公認普及指導員認定試験」を実施する。


7.武術太極拳に関する用具等の検定および公認:

1)競技用シューズ:長年にわたり国内スポーツメーカーと提携して開発してきた競技用シューズの改良、開発をすすめる。

2)競技用ウエア:長年にわたり国内スポーツメーカーと提携して開発してきた競技用ウエアの改良、開発をすすめる。

3)競技用器械:長年にわたり国内および中国の武術器械メーカーと提携して開発してきた競技用器械の改良、開発をすすめる。


8.武術太極拳に関する研究調査:

1)太極拳による社会貢献=高齢者介護予防体操:

 「太極拳のまち」宣言をした福島県喜多方市が、市の福祉事業の一環として、太極拳による高齢者のための介護予防体操を考案し、2005年10月から市内で実施して、予防効果の検証データを作成する作業を行っている。
 2007年9月に、喜多方市は「介護予防のための太極拳 ゆったり体操」のテキストとDVDの頒布を開始し、また同年11月には同市において、「第1回太極拳ゆったり体操サポーター(普及員)講習会」が開催された。2008年と2009年に「太極拳ゆったり体操サポーター講習会」が開催されて、この体操の普及活動がすすめられている。2010年2月には、「ゆったり体操短縮版」の講習会が開催される。
 日本連盟は、この活動を発展させるために喜多方市と提携して、「体操」の講習会を含む「太極拳介護予防セミナー」等を企画してゆく。
 また、他の都道府県行政や大学等の研究機関で、「介護予防」等をテーマとする研究活動が推進されることに対して、支援と共同作業を行ってゆく。

2)太極拳による健康保健効果の研究開発:

 大学病院、大学研究機関、医療機関等と提携して、太極拳の健康保健効果に関する実証的な研究開発を推進する「医科学委員会」の立ち上げを推進する。


9.機関誌その他の刊行物の刊行:

1)機関誌『武術太極拳』の紙面の拡充と定期購読者の増加を図る。

2)過去数年の懸案事項であった下記の事業を実施する。

①教材DVDを刊行:

 孔祥東特別招請コーチによるDVD教材『24式太極拳』は2009年8月に刊行された。
 2009年度内にDVD『32式太極剣』を刊行し、2010年度内にDVD『42式太極拳』、『42式太極剣』を刊行する。

②上記DVD教材の刊行と並行して、教本『入門・初級太極拳』を刊行する。

③日本連盟ホームページに、各ブロック、都道府県連盟紹介コーナー等を開設する。


10.日本武術太極拳界を代表し、武術太極拳に関する国際競技団体に加盟し、国際交流を推進する:

1)「第1回世界格闘技大会・北京(2010 SportsAccord World Combat Games Beijing):

 8月28~9月2日に中国・北京市で開催される同大会に、日本代表選手団と競技役員を派遣する。

2)「第4回世界伝統武術フェスティバル」:

 10月16~20日に中国・湖北省で行われる同大会に、日本から参加団体を派遣する。

3)「第16回アジア競技大会・広州 武術太極拳競技」:

 11月13~17日に中国・広州市で開催される同大会に、日本代表選手団と競技役員を派遣する。

4)「第3回世界ジュニア武術選手権大会」:

 12月2~9日にシンガポールで開催される同大会に、日本代表選手団と競技役員を派遣する。

5)アジア武術連盟(WFA)諸会議を開催:

 11月に中国・広州市で開催される「第16回アジア競技大会」の期間中に、日本連盟は、アジア武術連盟(WFA)の本部事務局として、同地においてアジア武術連盟総会、執行委員会、技術委員会等の諸会議を開催する。

7)アジア武術連盟:

 アジア武術連盟(WFA)の常設センターは日本連盟内に置かれ、WFAの諸活動と組織強化を管理している。この活動を一層推し進め、武術太極拳のアジアにおける力量を高めていきたい。WFA会長、副会長、事務総長の定例協議を、毎年春に東京で行い、WFAの発展を図っていく。


11.その他の事業:

1)通常総会、中央技能検定委員会全体会議、都道府県連盟代表者会議等:

 第43回通常総会を6月19日(土)に、第44回通常総会を2011年1月15日(土)に、いずれも東京で開催する。6月総会(第43回通常総会)では、第16回中央技能検定委員会全体会議等を併せて開催する。1月総会(第44回通常総会)では、第22回都道府県連盟代表者会議を併せて開催し、ブロック会議(分科会・全体会議)を開催する。

2)講師研修合宿の実施:

 2010年度の第1回研修合宿を4月10日、第2回研修合宿を9月13日に、東京・本部研修センターで実施し、公認指導員資格認定事業・技能検定事業に係わるカリキュラム等を協議し、決定する。

3)公益法人制度改革に対応:

 2008年12月1日から、「公益法人制度改革関連三法」が施行されている。現行の公益法人は、2013年11月30日までの5年間の移行期間内に「一般社団法人」または「公益社団法人」のいずれかに移行しなければならない。本連盟は、「公益社団法人」に移行するために、連盟内の諸制度、諸規定を整備してゆくことに努力する。

4)助成事業・補助委託事業等の申請と実施:

(1)スポーツ振興基金助成事業、および競技力向上委託事業(JOC経由国庫補助委託事業)の実施等:

①全国大会開催、選手強化活動などに対し、スポーツ振興基金(独立行政法人日本スポーツ振興センター)の助成を受け、助成事業として実施する。

②(財)日本オリンピック委員会(JOC)経由国庫補助事業として助成を受け、国際競技大会への選手団派遣、海外合宿はじめ競技力向上委託事業を実施する。

(2)企業協賛等:

 武術太極拳の普及と発展を目指し、特に選手層の拡大、強化を促進するために、企業等の協賛・協力を呼びかけて財政面に寄与する努力をしてゆく。


以上

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