北京で2013年度冬季海外強化合宿 選手18人と監督1人が参加

年末年始にかけて 選手18人と監督が参加して重点強化訓練

【掲載：2014年01月17日】

（公社）日本武術太極拳連盟選手強化委員会は昨年12月30日から今年1月6日まで「2013年度冬季海外強化合宿」を北京市内の什刹海体育運動学校で行った。

今回の合宿は公益財団法人日本オリンピック委員会強化ＮＦ事業（国庫補助事業）として実施されたもので，現在の日本代表選手と新人を対象に重点強化訓練を行い，男女選手18人と孫建明監督の計19人が参加した。

訓練の中心メニュー「難度動作」の技術向上を目指すのはもちろんのこと，けがや病気に対する予防に注意を払い，食生活・睡眠時間など生活面での自己管理能力を高めることも合宿の目的のひとつだった。武徳を高め，自己管理能力を養うことが日本代表選手を目指すうえで不可欠である。

決して良好とはいえない現在の日中関係のもとでの今回の北京合宿は，日本選手の受け入れに関して北京市什刹海体育運動学校，北京武術隊の指導者の特別な配慮があって実現した。

「2013年度冬季海外強化合宿」から（孫監督撮影）

2013年度冬季海外強化合宿参加対象選手名簿