公益社団法人日本武術太極拳連盟

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第91回理事会・第4回定時社員総会を開催

-2014年度事業活動報告・決算報告等を承認-
2015年6月20日(土)於:東京・四ツ谷(主婦会館)


【掲載:2015年07月15日】

去る6月20日(土),東京・四谷の主婦会館・プラザエフにおいて,公益社団法人日本武術太極拳連盟第91回理事会および第4回定時社員総会が開催された。

理事会には日本連盟村岡久平会長以下,専務理事,常務理事,理事,監事の計16人が出席した。また,3専門委員会から委員長3人が陪席した。定時社員総会には理事会に出席した理事・監事をはじめ,全国の49加盟団体から正会員49人と団体理事・監事,オブザーバーら合わせて80人が出席した。

同日午前10時半からは常務理事会,つづいて理事会が正午まで開かれた。午後に入り13時からは加盟団体の代表者が加わり総会が開かれ14時過ぎに閉会した。引き続き,ブロック会議(分科会・全体会議)および「第21回中央技能検定委員会全体会議」がそれぞれ開かれた。

国体準備,ねんりんピック服装規定,普及改善策,組織問題等々を理事会で入念に議論

第91回理事会は16人の理事会メンバーの出席と専門委員会委員長3人および事務局から3人の陪席を得て午前11時に開会した。村岡久平会長のあいさつの後,岡﨑温専務理事が前々回理事会(今年1月)からの半年間の活動を報告し,特に国体公開競技に向けたコーチ・選手・審判員養成のブロック別講習会を実施しているなど,取り組みが本格化していることを強調した。

理事会では総会に提出する次の議案の説明・審議が行われ,すべて承認された。1.2014年度(平成26年度)事業報告,2.2014年度(平成26年度)決算報告,3.ねんりんピック服装規定,4.2015年度第9期ブロック講師承認の件,5.2015年度第7期本部研修生承認の件,6.その他の案件。

議案1.については石原泰彦常務理事・事務局長による説明が行われ,議案2.については渡辺敏雄総務部長による説明がなされた。3.ねんりんピック服装規定は2016年度長崎大会から適用する具体案を石原常務理事・事務局長が説明し,陪席の西村誠志審判委員会委員長が質問に対し補助した。

議案4.議案5.議案6.については石原泰彦常務理事・事務局長が説明した。

以上の議案を第4回定時社員総会に提出することを,理事会は満場一致で承認した。


理事会には会長を含む理事16人監事2人ほかが参席

総会には都道府県連盟代表ほかオブザーバーを含め80人が参加

太極拳技能検定5級~1級の制度改善策
活発な意見交換から満場一致へ

同日午後1時から開催された第4回定時社員総会には,日本連盟役員と全国47都道府県連盟および学生連盟,散手倶楽部の代表49人とオブザーバーら計80人が出席した。

議長に辻本三郎丸常務理事が,議事録署名人には大和久美代子理事と大沢藍未理事が選任された。

村岡久平会長が,アジア連盟本部事務局を昨年9月にマカオに移譲したことを報告し,近年のアジア諸国が諸問題を抱えるなかで,武術太極拳は健康に発展していることを喜ぶと述べ,あいさつとした。岡﨑温専務理事がつづいて今年1月の総会以降の活動として,4月から国体公開競技に向けたブロック国体講習会(選手・コーチ・審判員)が着実に実施されていることの報告,年間を通しての事業としては,段・級検定の5~1級の受験人数減少に歯止めをかけるべく各加盟団体の協力を求めた。また,組織整備委員会において長野県の組織問題について問題解決に向けて取り組んでいることを報告した。

 

理事会での議案承認を受け,総会では理事会同様に次のように説明が行われた。

2014年度(平成26年度)事業報告・決算報告についてはそれぞれ石原泰彦常務理事・事務局長と渡辺敏雄総務部長が報告・説明を行い,審議の結果,満場一致で承認された。また,恩田享位監事が会計監査報告を行い,審議のうえ承認された。

辻本三郎丸議長が閉会を宣言した。総会終了後,同会場でブロック会議(分科会・全体会議)と第21回中央技能検定委員会全体会議が開催された。

太極拳技能検定5級~1級の普及具体策

検定5級~1級の受験者減少に対する具体策のひとつとして,今年2月に入門太極拳(検定5級試験套路),初級太極拳(検定4級試験套路)のイラスト図を受験者配布用として作成した。

さらに従来の制度では,年度内に一定回数しか試験日を設定できなかったことを改善し,受験者数の少ない小規模な実施会場については「実施回数無制限」と提案し,全会一致で承認された。また,検定1級についても小規模会場の場合は同様に「無制限」とすることなどが承認された。

また,従来「飛び級」という5級・4級・3級を一度に受験することができる制度はあるが,5級と4級だけを一度に受験したいという希望が少なくないことをうけ,今年度後期から新たに5級・4級の「飛び級」申請を受理することが承認された。

ねんりんピック服装規定の改定

「ねんりんピック」出場者から,ここ数年,服装規定について細則を問われることが多くなってきた。日本連盟審判委員会では,来年の開催に向けて,より具体的な服装規定案を本会議に提出し,承認された。以下,規定文。


ねんりんピック服装規定

2015年6月20日 第91回理事会提案

現ねんりんピック服装規定:

大会規定:

(3)競技者は,原則としてチームごとに統一した競技用ユニフォームを着用して演武を行なう。

 

服装規定 改正案:

1)競技者は,チームごとに全員(6人または7人)が統一した競技用ユニフォームを着用して演武を行なう。一部の選手が別デザインまたは別色のユニフォームを着用することは不可。

2)ユニフォームのデザインは,上着は,ファスナーによる前開き式(ファスナーは,上下全面使用でも,上部半分使用でも可),右側寄りまたは左側寄りの偏開き方式,パイピング使用,チャイナボタン使用あるいは中国組紐ボタン使用のいずれも可とする。

3)上着とパンツは,同色または,別色とすることができる。別色は,上着が1色,パンツが1色とし,それぞれ2色またはそれ以上の色を禁止する。ただし,上着のパイピングは,上着色とパンツ色とは別色の1色でおこなうことができる。パイピングの色は1色に限定し,それ以上の色替えは禁止する。

4)上着,パンツともに,図案,文字,刺繍,スパンコール,グラデーションなどの装飾は不可とする。

5)上着の丈は,膝上までの長さとし,それ以上長いものは不可とする。

 

上記の規定に沿わないユニフォームを着用した場合,審判長は,その程度により0.3点~1.0点の減点を行なうこととする。また,出場直前に重大なユニフォーム規定の違反が認められた場合は,そのチームの出場を停止する。

本規定は2016年 ねんりんピック長崎大会から適用するものとし,その後,さらに必要に応じて改定してゆくこととする。

なお,2015年ねんりんピック山口大会の大会規定はすでに定められていて,従来は,<(3)競技者は,原則としてチームごとに統一した競技用ユニフォームを着用して演武を行なう>となっている。しかしながら,実質的な運用として,改正案1)~5)に該当するユニフォームについては着用可とする(減点しない)。ただし,1)~5)の範囲を超えたデザイン等は,規定案の通り,0.3点~1.0点の減点を行なうこととする。

以上


長野県連盟の体制問題への対策方針

今年1月の総会で,日本連盟組織整備委員会は長野県連盟の内部問題に対して同県連盟代表役員から事情を聴取し,日本連盟としての勧告を通達したことを報告した。この6月定時総会直前まで同県連盟において具体的な改善策がなされなかったことをうけて,日本連盟組織整備委員会は6月19日に緊急に同県連代表役員および関係する団体役員らから事情を聴取し,その概要を本総会で報告した。報告の内容は,今年10月までに同県連盟から具体的な打開策または改善策を提出するよう求め,充分な回答が得られない場合には,同県に直接赴き,より多くの関係者に事情を聴取し「調査報告書」の形で次回総会で報告するとした。

アスリート委員会の設置

石原泰彦常任理事・事務局長から,アスリート委員会の設置の主旨説明と,委員として,市来崎大祐選手,内田愛さん,谷川大選手強化委員会委員長を選任する旨の説明が行われ,審議のうえ承認された。

第91回理事会出席者(第4回定時社員総会出席を含む)

日本連盟=村岡久平会長,岡﨑温専務理事,石原泰彦常務理事・事務局長,川崎雅雄,辻本三郎丸の各常務理事,岩元克雄,大沢藍未,大和久美代子,奥村吉昭,川島通正,高山守夫,谷甚四郎,塚原加代子,宮本知次,渡部健一の各理事と有居晃,恩田亨位両監事。陪席=西村誠志審判委員会委員長,矢島孝一郎ジュニア普及委員会委員長,谷川大選手強化委員会委員長,渡辺敏雄総務部長,渡辺雅人,菅野淳子両事業部長

第4回定時社員総会出席者・オブザーバー

北海道連盟=小平孝夫,小寺瑛子,青森県連盟=立石孝治,貝森慶一,岩手県連盟=岩根節子,高橋喜子,宮城県連盟=加茂ひろ美,佐藤泰子,秋田県連盟=田村ひとみ,武田繁子,伊多波玲子,山形県連盟=早坂ひで子,大泉健一,菅野端子,福島県連盟=沼澤祐子,栃木県連盟=柏戸禮子,群馬県連盟=堀米秀夫,小山晶子,新潟県連盟=吉田功,長野県連盟=桜井啓司,安原茂,石野公子,茨城県連盟=野田博明,修振杰,塚原加代子,埼玉県連盟=石川佐奈江,千葉県連盟=林秀雄,石村恵利子,東京都連盟=川端智子,岩田崇子,大塚かづ子,武田久,神奈川県連盟=鈴木浩次,椎名功,山梨県連盟=渡辺豊美,長谷川光男,富山県連盟=沢井武雄,石川県連盟=坂口志津子,岡田弘子,福井県連盟=大西義幸,静岡県連盟=増田洋,愛知県連盟=髙見一枝,三重県連盟=岩佐育代,奥村誠之郎,岐阜県連盟=杉山哲,杉山千恵,滋賀県連盟=田中美代子,京都府連盟=佐々木晴美,寺沢優吉,大阪府連盟=中道由美子,兵庫県連盟=田中康博,梅本克己,奈良県連盟=津田洋子,飯降牧子,和歌山県連盟=津毛望,辻順三,鳥取県連盟=前田慶一郎,島根県連盟=西村敏,岡山県連盟=増田泰治,広島県連盟=坂本公子,大前一美,山口県連盟=濱田宏,香川県連盟=福田一惠,徳島県連盟=中西洋恵,愛媛県連盟=稲葉美子,高知県連盟=宮本博行,福岡県連盟=平塚アケミ,佐賀県連盟=吉原和子,長崎県連盟=海原一博,山本道子,熊本県連盟=岩元克雄,菅野明子,大分県連盟=佐藤俊郎,二宮顕司,宮崎県連盟=大神憲子,鹿児島県連盟=有馬勝博,春田牧子,沖縄県連盟=津波古保,学生連盟=増田勝,散手倶楽部=池田純



全国7ブロックごとに分かれブロック会議を開催

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