【年頭所感】日本連盟 村岡 久平 会長

年頭所感 日中平和友好条約締結40周年の節目に武術太極拳のさらなる発展を

あけましておめでとうございます。

今年は日中平和友好条約締結40周年を記念する年であります。昨年、日本連盟代表団の中国武術協会表敬訪問により決定した「第35回全日本武術太極拳選手権大会」での中国武術代表団特別演武をはじめとして、日中交流をさらに促進させていく所存です。

昨年は、8月に「第29回ユニバーシアード競技大会」が開催され、初採用となった武術太極拳種目で、銅メダル2個を獲得しました。9月には「第9回アジアジュニア武術選手権大会」が韓国・亀尾市で開催され、金メダル5個、銀メダル8個と銅メダル8個の好成績をおさめ、ロシア・カザンで開催された「第14回世界武術選手権大会」でも金メダル1個・銀メダル2個・銅メダル5個と日本連盟が派遣した代表選手団は大きな活躍を見せました。

本年は、7月にブラジル・ブラジリアで「第7回世界ジュニア武術選手権大会」、8月にインドネシア・ジャカルタ/パレンバンで「第18回アジア競技大会・武術太極拳競技」、その他に「第1回世界大学武術選手権大会」、「第2回套路ワールドカップ大会」などが開催される予定です。今後も国際的な武術太極拳の発展に尽力し、武術太極拳のオリンピック正式種目実現のために努力していきたいと思います。

国内では、2019年から始まる国体公開競技種目『武術太極拳』に向け、今年から各ブロックで選抜大会が実施されます。日本連盟が一体となって、大会の成功に向けて気運を盛り上げてまいりましょう。生涯スポーツ・競技スポーツとして、武術太極拳がさらなる発展を遂げることを期待します。

各都道府県武術太極拳連盟並びに市町村協会の組織充実化を進め、より皆さまに愛されるスポーツ団体となるよう一層努力することを誓います。