「第5回世界伝統武術フェスティバル」中国・黄山に53の国・地域から2865人が参加

【掲載:2012年12月17日】

国際武術連盟(IWUF),中国武術協会と安徽省人民政府の主催,主管・黄山市人民政府による「第5回世界伝統武術フェスティバル」が11月7日~11日に,中国安徽省黄山市で開催された。同フェスティバルは2年ごとに挙行されている。

今回は世界53カ国・地域と中国国内の30の省市区から選手・役員合わせて2865人が参加した。

日本からは,14チーム・97人が出場した。日本連盟の村岡久平副会長・専務理事がIWUF理事として参加した。

11月7日夜,黄山市体育館において同フェスティバルの開幕式が盛大に行われ,IWUFの于再清会長,謝広祥・安徽省人民政府副省長が挨拶を述べた。宋国権黄山市長,高小軍中国武術協会会長らが紹介された。

開幕の挨拶に続いて,各種武術,歌や踊りなどの多彩なアトラクションが披露され,会場を埋めた4000人余りの選手・観客からの拍手が鳴りやまなかった。

11月8日から11日にかけて,国際組と国内組に分かれて,4コートで熱戦が展開された。日本から出場した選手たちも大健闘して成果をあげると同時に,多くの国・地域の選手たちと交歓した。

今回は国際も国内も参加者数で最多となり,若い世代に加えて高齢者の参加も少なくなく,豊富な伝統武術種目が披露されたことからも,武術が国際的に幅広く普及していることと発展と向上の気風がおおいに感じられた。


「第5回世界伝統武術フェスティバル」開幕式の模様

会場となった黄山市体育館の外観

 

ロシアから153人が出場,老若男女多彩に賑わう

今回参加した国際組の主な人数は,①ロシア153人②シンガポール113人③日本97人④カナダ88人⑤オーストラリア72人⑥ブラジル70人⑦ウクライナ50人⑧フランス41人⑨ポーランド40人⑩中国マカオ35人。

11月11日,選手団一行は景勝地の黄山を訪れ,秋深い光景を楽しみ,同夜の閉会式で幕を閉じた。

主催者側の配慮に感謝!!

主管者の黄山市の責任者は,日本選手団の安全と快適な滞在について特別な配慮を寄せてくれた。「島問題」をめぐり,日中両国間が複雑な政治状況に置かれるなか,出場を決めた14団体の日本の一行は,現地滞在中「安全第一」の心構えで終始,安全に配慮された黄山市を中心とする主催関係各位が払われた真摯な努力に深甚なる敬意を表するものである。

(日本連盟副会長・専務理事村岡久平)



4コートで競技を進行