「太極拳推手の馬長勲老師講習会」成功裏に終了

愛好者に深い感銘、9日間で延べ1,500人参加

中国・北京市の馬長勲老師(84歳)は、(公社)日本武術太極拳連盟の招請を受け、2009年2月、2016年3月に続いて3回目となる来日を果たした。馬長勲老師、馬駿氏、趙秀麗女士の一行3人が3月15日に来日されてから3月30日に帰国されるまでの16日間に「伝統太極拳健身推手」と「太極拳養生五防功」の講習会が実施され、日本連盟とNPO法人東京都武術太極拳連盟の講習会に9日間で延べ1,500人が参加し、大きな成果を挙げて3月30日に北京に向けて帰国された。

東京都連盟の講習会は3月17日(土)~18日(日)の両日午前・午後で日本連盟トレーニングセンターにて開催され、両日で延べ472人が受講した。日本連盟の講習会は引き続き日本連盟トレーニングセンターで行われ、3月20日(火)~22日(木)「2017年度本部研修会(3)」を開催して馬老師の講習会を実施し、延べ328人が受講した。続いて、3月24日(土)~25日(日)に「日本連盟・推手特別講習会①」を開催し、27日(火)~28日(水)に「日本連盟・推手特別講習会②」を開催して実施し①、②両講習会には延べ688人が受講した。本講習会には、日本連盟講師、ブロック講師および公認指導員資格者も多数参加されて、9日間の講習会に延べ1,500人が受講して盛況に行われた。

いずれの講習会でも、参加者が馬長勲老師の卓越した太極拳技術と理念に接し、また同行した馬駿老師、趙秀麗老師の熱心な指導に感銘を受けた。

馬老師は「太極拳は”健身”の為のもので、套路と推手は一体となって研究・普及が進められるべきもの。先人から伝承された智慧を通じて”理を悟り”、”法を知る”ことで、太極拳を通じてより多くのものを受け取れる。”鬆(ソン)”はその核心となる。日常生活の太極拳化を願う。」等の太極拳愛好者に貴重なメッセージを伝えて、講習会は成功裏に終了した。

馬長勲老師講習会01

馬長勲老師御一行を囲んで

馬長勲老師講習会02

馬老師の講習を熱心に聞き入る受講者たち

馬長勲老師講習会03

馬老師直接の指導を受け感銘を受ける受講者

馬長勲老師講習会04

趙秀麗老師の熱心な指導