第6回喜多方冬の太極拳講習会 県内外から850人が参加

【掲載:2010年03月15日】

 「太極拳のまち」福島県喜多方市は2月13日(土)、14日(日)、市内押切川公園体育館で「第6回喜多方冬の太極拳講習会」を開催した。講習会は喜多方市の「太極拳まちづくり事業」の一環として、太極拳の普及、愛好者の交流をすすめることを目的として毎年冬に開かれており、日本連盟が協力している。
 講習会1日目は石原泰彦講師(日本連盟理事・太極拳指導員委員会中央講師)による、太極拳技能検定初段以上を対象にした「24式太極拳レベルアップ講習」と孔祥東講師(日本連盟選手強化委員会強化コーチ)による「24式太極拳」の講習会が行われた。
 2日目は石原講師による「太極養生功・入門太極拳」と孔講師による「32式太極剣」の講習会が行われた。講習会終了後に、孔講師が「32式太極剣」の模範演武を披露し、会場につめかけた大勢の観客を魅了した。
 今回は、受講生・観客合わせて約850人が参加して充実した2日間を過ごした。遠くは北海道、長崎、大阪から参加した愛好者も。
 両日とも喜多方市が開発・推進している「太極拳ゆったり体操ミニ講習」が行われ、同じ会場で「いきいき蔵のまち 商工フェア」、「そばフェスタ2010」も開かれ、いずれも大好評だった。
 「例年より多くの来場者でにぎやかな講習会となりました」 (喜多方市高齢福祉課太極拳のまち推進係・松崎裕美係長)。

●講習会参加者数

2月13日(土): 24式太極拳レベルアップ講習(石原泰彦講師)受講者数:131人
24式太極拳(孔祥東講師)受講者数:86人
2月14日(日): 太極養生功・入門太極拳(石原講師)受講者数:71人、32式太極剣(孔祥東講師)受講者数:152人
孔講師の模範演武観覧者数:350人
太極拳ゆったり体操ミニ講習会参加者数:130人
喜多方冬の太極拳講習会参加県:鹿児島、熊本、大阪、静岡、千葉、神奈川、東京、埼玉、栃木、福井、富山、新潟、福島、山形、宮城、北海道