IWUF初の会長選挙10月9日総会で投票 日本,于再清会長の再選を支持

【掲載:2011年10月15日】

トルコ・アンカラ市で開催の第11回世界武術選手権大会の期間中に,大会を主催する国際武術連盟(IWUF=140カ国・地域が加盟)の第11回総会が開かれる。

10月9日の総会では役員改選,会長選挙が行われる。会長には現職の于再清IWUF会長とレイモンド・スミスIWUF副会長が立候補している。

于再清氏(中国)は2003年からIWUF会長,06年からWFA(アジア武術連盟)会長,08年からIOC(国際オリンピック委員会)第1副会長。

一方レイモンド・スミス氏(英国)はIWUF副会長のほか,ヨーロッパ武術連盟会長を務める。

今回の会長選挙はIWUF設立以来初の投票となる。日本はじめWFA加盟の各国・地域は于再清会長の再選をめざし,積極的にバックアップする。そのため投票前日にWFA臨時総会を開いて,選挙に向けての態勢を整える。

日本からは村岡久平氏がIWUF理事に,石原泰彦氏が技術委員会,岡崎温氏が市場開発委員会の委員に立候補している。