「第26回JOCジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会」結果報告

2018 3/31土~4/1日 兵庫県尼崎市ベイコム総合体育館

全国から集ったジュニア選手728人がJOCジュニアオリンピックカップを目指して熱戦!


公益社団法人日本武術太極拳連盟主催の「第26回JOCジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会」が3月31日(土)・4日1日(日)の2日間にわたり、兵庫県尼崎市の「ベイコム総合体育館」で開催された。心地よい日差しと満開の桜の中、全国から集まったジュニア選手たちの熱気で、大会は大きな盛り上がりをみせた。

主管は兵庫県武術太極拳連盟、後援はスポーツ庁、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)、公益財団法人日本体育協会、兵庫県、兵庫県教育委員会、公益財団法人兵庫県体育協会、尼崎市、尼崎市教育委員会、公益財団法人尼崎市スポーツ振興事業団、アジア武術連盟、協賛は、太極パートナーズ各社(アシックス、ダイワコーポレーション、フォトクリエイト、島村運輸倉庫、太極サポーター)の4社1団体。本大会は、独立行政法人日本スポーツ振興センタースポーツ振興くじ助成事業として実施された。

今大会も、国際第三套路と長拳B、初級長拳(それぞれ器械種目を含む)は7ブロックによる選抜での出場枠が設定され、新たに年齢A組に「国際第三套路・南棍」「国際第三套路・長拳長器械」、年齢B組に「南棍(部門B)」の種目が導入された。

また、個人競技種目が計31種目(男女62種目)と昨年から3種目(男女6種目)を増やして実施したことにより、出場人数は728人(昨年671人)と増加した。

第26回JOCジュニアオリンピックカップ大会・写真01

コートは4面。今年から第1コートは国際大会仕様に

今年のJOCジュニアオリンピックカップ受賞者は、大野雅也(長拳・千葉県)、林聖那(長拳・埼玉県)の両選手

大会会場のベイコム総合体育館では4面の競技コートが設置され、第1コートは初めて国際大会仕様のコート(中国・泰山製)が設置された。

初日の開会式は、岡﨑温日本連盟副会長の開会の挨拶で始まり、続いて大会主管である兵庫県連盟の今西永児副会長の挨拶が行われた。最後に日本連盟競技委員会委員長である西村誠志大会総審判長の競技上の諸注意のあと、全国1位と日本代表の座をかけた2日間の戦いがスタートした。

競技は両日ともに、ジュニア大会ならではの活気に満ち、若いエネルギーに溢れた演武をみせるジュニア選手たちに会場からは大きな拍手が送られ、大会は盛況裏に終了した。

最高賞であるクリスタルガラスの「JOCジュニアオリンピックカップ」を手にした今年の2人の大会最優秀選手は、男子が、国際第三套路長拳種目で2冠の大野雅也選手(千葉県連盟)、女子は、国際第三套路長拳種目で3冠を達成した林聖那選手(埼玉県連盟)となった。

大野雅也選手は「この賞を獲得することができて本当に光栄です。今後もこの賞の名に恥じぬよう精進していきたいと思います。」とコメントし、林聖那選手は「初級長拳の頃から、この賞を獲得することを夢見て頑張ってきたので、本当に獲得することができて、とても嬉しいです。来年も国際第三套路で出場するので、また3冠を目指して頑張りたいと思います。」とコメントし、喜びの笑顔をみせた。両選手は今後の活躍が大いに期待されると同時に、「オリンピック有望選手」として、JOCによる研修会や医学的サポートを受けることができる。

閉会式では、大会主管団体の兵庫県連盟の松澤員子会長の挨拶が行われ、続いて、来年の大会主管団体である京都府連盟の渡部健一理事長より閉会の辞が述べられ大会を締めくくった。

次回の「第27回JOCジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会」は、来年春に京都府の島津アリーナ京都での開催を予定している。

第26回JOCジュニアオリンピックカップ大会・写真02

開場を待つジュニア選手たち

第26回JOCジュニアオリンピックカップ大会・写真03

開会式で挨拶をする
岡﨑温日本連盟副会長

第26回JOCジュニアオリンピックカップ大会・写真04

大会主管として挨拶する
今西永児兵庫県連盟副会長

第26回JOCジュニアオリンピックカップ大会・写真05

7歳から18歳のジュニア選手たちが白熱の演武

第26回JOCジュニアオリンピックカップ大会・写真06

今大会から国際第三套路に長器械種目を導入

第26回JOCジュニアオリンピックカップ大会・写真07

国際第三套路・太極拳1位の香取尚弥選手の演武

第26回JOCジュニアオリンピックカップ大会・写真08

川﨑雅雄専務理事より代表表彰を受ける
高龍大選手と森風姫子選手

第26回JOCジュニアオリンピックカップ大会・写真09

閉会の挨拶を述べる
渡部健一京都府連盟理事長

第26回JOCジュニアオリンピックカップ大会・写真10

最優秀選手にのみ贈られる
JOCジュニアオリンピックカップ

第26回JOCジュニアオリンピックカップ大会・写真11

JOCカップを獲得した大野雅也選手と林聖那選手

第26回JOCジュニアオリンピックカップ大会・写真12

大野雅也選手の棍術の演武

第26回JOCジュニアオリンピックカップ大会・写真13

林聖那選手の剣術の演武

「第7回世界ジュニア武術選手権大会」日本代表選手計8人が選ばれる

4月1日(日)大会終了直後から、日本代表選手選考会が会場の会議室で開かれ、日本代表選手団選定委員会の承認により「第7回世界ジュニア武術選手権大会」に出場する年齢A組、B組(C組は遠隔地のため派遣なし)から計8人の代表選手が選ばれた。

日本代表選手団の名簿は下表のとおり。

第7回 世界ジュニア武術選手権大会 日本代表団選手・コーチ・審判名簿

No 2018
年齢区分
性 別 種 目 氏 名 所 属 器 械
1 A組 男 子 太極拳 香取 尚弥 神奈川県連盟 太極拳、太極剣
2 長拳 大野 雅也 千葉県連盟 長拳、刀術、棍術
3 女 子 太極拳 毛塚 来美 栃木県連盟 太極拳、太極剣
4 長拳 林  聖那 埼玉県連盟 長拳、剣術、槍術
5 B組 男 子 太極拳 樋ノ口大翔 岩手県連盟 太極拳、太極剣
6 長拳 中田 琉月 大阪府連盟 長拳、刀術、棍術
7 女 子 太極拳 森 風姫子 岩手県連盟 太極拳、太極剣
8 長拳 中村 里香 千葉県連盟 長拳、刀術、棍術
9 役員・コーチ 前東 篤子 選手強化委員会 副委員長
10 孔  祥東 ジュニア普及委員会
ジュニアヘッドコーチ
11 神庭 裕里 選手強化委員会 コーチ
12 丹井  均 同 コーチ
13 国際審判員 三船  英 審判委員会 委員