喜多方市太極拳協会10周年記念行事を開催700人以上が参加

【掲載:2012年12月17日】

うつくしまねんりんピック2002太極拳交流大会の開催をきっかけに設立された喜多方市太極拳協会が10周年を迎え,喜多方市と共催で記念行事を開催した。

記念事業第1弾として,10月28日,喜多方市総合福祉センターにおいて健康講演会「あなたの骨・関節は大丈夫?今知っておきたいロコモティブシンドローム」を開催。

ロコモティブシンドローム(運動器症候群)は運動不足が招く新国民病と言われ,今後国による認知度向上のための普及活動が進んでいく予定だ。

その中心的役割を担うとともに,ロコモティブシンドロームの提唱者である中村耕三東京大学名誉教授を講師に招いて開催したこの講演会では,運動器の機能向上は意識して取り組むべきものであること,そのひとつとして太極拳や太極拳ゆったり体操が有効であること等が説明され,太極拳愛好者を含む聴講者約220人が運動の重要性について再認識した。

また,記念事業第2弾として,11月4日「協会10周年記念式典・第10回市民太極拳交流大会」を開催し500人が参加した。功労者を表彰するとともに,23のチーム演武,またねんりんピック県予選優勝の「会津みしらずチーム」,市内の全国大会出場者の模範演武が披露された。