「第8回世界カンフー選手権大会」参加申込み始まる!

― 今年も四川省峨眉山で開催 ―

「第8回世界カンフー選手権大会」の正式な要綱が国際武術連盟(IWUF)から発表されましたので、先月に続いてご案内いたします。

この大会は、国際武術連盟の主催により、幅広い世代の武術愛好者に発表の場を提供し、あらゆる伝統功夫スタイルにおいて技術レベルの発展と、文化交流を通して友好を図るものとして、2年に一度開催されます。また前回大会から名称が「世界カンフー選手権大会」へと変更されました。

世界規模での伝統武術大会 ―以武会友 競技・学習・交流―

前回大会から、1ヵ国1チームの参加となったため、日本連盟が全国の愛好者の参加申し込みをまとめ、日本チームとしてエントリーを行います。前回は国内から百人を超える愛好者が参加、高いレベルで世界各国の選手と日頃の修練の成果を競いました。大会には多くの種目に幅広い参加者があり、日頃目にする機会の少ない様々な伝統拳が世界各地に広く普及している様子を知るとともに、各国拳友との貴重な交流の場ともなっています。また、同時に開催される中国国内の部には中国各地域からの代表も参加し、伝統文化としての武術太極拳が深く根付いていることを改めて確認することもできます。

大会期間中には世界各国の中国武術名家による講習も予定されています。日頃触れる機会の少ない伝統武術の名家による技術講習と理論講座は貴重な機会とも言えます。事前申し込みは不要ですので、大会参加の皆さまには、この講習にも積極的にご参加されますことをおすすめいたします。

なお、要綱に変更があり、先月の会報やホームページに記載のあった予備エントリーの必要がなくなったため、申込期日に変更が生じています。申込期日を確認の上お申し込みください。また、出場者の年齢区分につきましても若年層に参加の機会を広げるため、前大会と変更になっていますので、よく実施要綱をご確認いただき、参加案内もよくご確認いただいてお申込みされますようお願いいたします。

要綱及び申込書は、各都道府県連盟を通じて配布いたします。皆さまには2年に一度のこの機会に積極的にご参加いただきますようご案内申し上げます。

(日本連盟伝統武術委員会)