大阪・熊取町で記念大会となる「第20回くまとり太極拳フェスティバル」を盛大に開催

大阪府・熊取町のひまわりドーム(町立総合体育館)において、11月9日(土)、記念大会となる「第20回くまとり太極拳フェスティバル」が開催された。

(主催:熊取町、町教育委員会 後援:中華人民共和国駐大阪総領事館、NPO法人大阪府武術太極拳連盟 協力:熊取町内太極拳サークル、くまとりスポーツコミッション)

開会式では藤原敏司・熊取町長の主催者挨拶、来賓祝辞、登壇者紹介の後、町内サークルに所属している最高齢85歳の方が表彰された。現在、町内サークル所属で太極拳をされている75歳以上の方は45人。以前に最高齢者賞を受賞された方も参加されており、現在91歳になられている。

また、同11月に町内サークルを指導されている茶木康晴先生、西村龍彦先生が令和元年度 生涯現役スポーツ賞を大阪府知事(組織委員会名誉顧問)および府民スポーツ・レクリエーション組織委員会委員長より表彰された事を祝い、フェスティバル会場中から盛大な拍手が贈られた。

開会式後には、飛び入り参加もできる恒例の町内外愛好者による24式太極拳の集団演武の始まりで会場が盛り上がり、全38グループによる太極拳、扇、剣、カンフー、柔力球など様々な見ごたえのある演武種目が披露された後、陳静老師と熊取みどり幼稚園の園児による「よさこいカンフー」の集団演武が太鼓の音から始まり、元気いっぱいに披露された。

記念大会模範演武は、フェスティバル序盤に渡邉俊哉、中盤に家門俊平老師、家門由美老師、最後に陳静老師、市来崎大祐老師、中国武術チームが披露した。

今回のフェスティバルは参加者に模範演武を間近で観る時間を設けた。

『来て、見て、参加して楽しい、くまとり太極拳フェスティバル』は盛会のうちに終了した。

会場ではサークルの活動紹介ができるブースや物販、体力測定会場が設けられており、来場された方々は観覧以外でも楽しんでいただけていたようである。

(煌元武術太極拳研究会・渡邉俊哉)

飛び入り参加もできる恒例の24式太極拳の集団演武
飛び入り参加もできる恒例の24式太極拳の集団演武
中国武術チームによる模範演武に会場がわく
中国武術チームによる模範演武に会場がわく