ジュニアA組の競技種目「国際第三套路」講習会(短器械)に選手・コーチら43人が参加

2012年から世界大会で採用 将来は国内大会でも導入へ

ジュニアA組の競技種目「国際第三套路講習会」を開催
短器械(太極剣を含む)講習に選手・コーチら43人が参加 東京・本部研修センター

【掲載:2014年07月15日】

(公社)日本武術太極拳連盟選手強化委員会(谷川大委員長)は「第三国際武術競技規定套路」(通称:国際第三套路)の短器械(太極剣を含む)講習会を6月7~8日,東京・本部研修センターで開催した。

今回の講習会はジュニア選手および所属団体のコーチらを対象として実施したもので,短器械種目(剣術・刀術・南刀)と太極剣に合計43人が受講した。

 「国際第三套路」は国際武術連盟により2012年3月に発表された比較的難易度の高い「規定競技用套路」であり,2012年9月開催の第4回世界ジュニア武術選手権大会のA組(18~16歳)の新競技種目として採用され,2013年8月開催の第7回アジアジュニア武術選手権大会,今年3月開催の第5回世界ジュニア武術選手権大会などの国際大会で採用されている。

将来の国内大会への導入を念頭に,普及を進めていくため,日本連盟では昨年から講習会を開催しており,昨年は徒手套路(太極拳・長拳・南拳)の講習会を東京と大阪の2会場で実施した。

今年は今回の短器械のほか,8月2~3日に長器械の講習会を東京・本部研修センターで開催する。

今回の講習会の担当講師は次のとおり。(敬称略)管理者=谷川大(選手強化委員会委員長)・前東篤子(同委員会副委員長),孫建明(同委員会ヘッドコーチ)太極剣=孔祥東・李自力,刀術=陳静・高山宗久,剣術=丹井均・神庭裕里,南刀=平井祐二・勝部典子

「国際第三套路講習会」受講者

●剣術(12人)

森未樹(東京都),森美紅奈(群馬県),岩田まあり(兵庫県),田中友依子(兵庫県),田中茉友子(兵庫県),品川仁志(兵庫県),武田久(東京都),室井菜花(栃木県),川鍋圭吾(東京都),坂本美緒(埼玉県),近藤稜真(滋賀県),鎌田健太郎(北海道)

●太極剣(8人)

野田康太(静岡県),菊地創士(青森県),蝦名冬馬(北海道),高橋喜子(岩手県),下川美富(山口県),登丸道子(群馬県),岡崎礼央(秋田県),庄司理瀬(秋田県)

●刀術(15人)

坂本蓮(埼玉県),森高菜月(埼玉県),鈴木麻岐(埼玉県),松本鷹仁(東京都),大津夕陽(大阪府),今井真秀(大阪府),大野雅也(千葉県),大野莉玖(千葉県),堀内愛斗(千葉県),久留嶋峻一(広島県),山品なさにえる(静岡県),竹内舜弥(静岡県),宍倉龍空(千葉県),村上舜平(北海道),青木則幸(滋賀県)

●南刀(8人)

毛利悠二(福岡県),中島光太郎(埼玉県),大塚剛志(大阪府),武田幸子(東京都),山本千夏(千葉県),高田諒(東京都),石山雅士(北海道),横山麻子(埼玉県)