「第30回全日本選手権大会」個人競技1511人と団体競技64チーム・290人がエントリー

7月5~7日 東京体育館

―「第12回世界武術選手権大会(マレーシア・クアラルンプール市)」日本代表選手最終選考会―

7月7日13時から「第30回大会記念24式太極拳集団演武」

【掲載:2013年6月15日】

7月5日(金)~7日(日)の3日間,東京体育館(東京都渋谷区・千駄ヶ谷)で開催される「第30回全日本武術太極拳選手権大会」の出場申込み状況(エントリー数)は本誌5月号ですでに掲載したが,今号では自選難度競技部門の出場選手などの最新情報をお知らせする。今大会には自選難度競技部門を含め個人競技全37種目に1511人,団体競技に64チームがエントリーした。入場料は当日会場入り口で販売(前売りはなし)。3日間の通し券で1,000円。販売コーナーでは毎年好評のTシャツはじめ各種テキスト,教材DVDなどを販売する。

「自選難度」出場の指名選手36人から
世界選手権日本代表を選抜

本大会は10月28日~11月6日にマレーシア・クアラルンプール市で開かれる「第12回世界武術選手権大会」の日本代表選手の最終選考を兼ねて行う(世界武術選手権大会は2年ごとの開催で,前回は2011年10月にトルコ・アンカラ市で開かれた)。

新国際競技ルールに基づく「自選難度競技部門」には日本連盟選手強化委員会の指定を受けた選手36人(男子25人・女子11人)が出場し,太極拳・南拳・長拳の器械種目と徒手種目を実施する。

今大会の自選難度競技に出場し,なおかつ「2013年全日本武術太極拳競技会」に出場した選手のなかから世界選手権大会日本代表を最終選考する。

全国の愛好者600人が参加
24式集団演武で第30回大会を祝う

今年で30回を迎える全日本武術太極拳選手権大会を記念して,24式太極拳集団演武への参加を全国都道府県の3段以上の愛好者に呼びかけていたところ,このほど全国から約600人の参加が決まった。

集団演武は大会最終日の7月7日(日)13時からメインアリーナで行われる。参加者は今回の集団演武用に特別に作られた表演服を着用する。前日夕方にはリハーサルを行い翌日の本番に備える。圧巻の集団演武をこの機会にぜひご覧ください。

「第30回全日本武術太極拳選手権大会」は3日間とも9時45分に競技開始。参観料は3日間通しで1000円。当日会場入口で販売する。大会の模様はNHKのBS1で7月15日(月・祝)午後2時00分~2時50分に放送予定。また、再放送1回あり(放送日未定)。