第3回世界伝統武術フェスティバル開催!

「第3回世界伝統武術フェスティバル」
69カ国・地域が参加  日本からは9団体・70人が参加

【掲載:2008年12月15日】

10月30日~11月2日/中国・湖北省武当山

 国際武術連盟(IWUF)と中国武術協会が主催し、湖北省人民政府と湖北省十堰市が主管となって「第3回世界伝統武術フェスティバル」が10月30日から11月2日まで開催された。
 同フェスティバルは第1回が2004年に、第2回が06年に河南省鄭州市で開催されており、今回は風光明媚で「伝統武術ゆかりの地・武当山」のある中国・湖北省十堰市が開催地に選ばれ、69の国・地域から2060人の精鋭が集った。
 日本からは9団体・70人が参加して技を競いあった。

参加チーム: 太極拳練神会 (東京都連盟)
日中太極拳交流協会 (   同   )
鄧兵中国武術会 (   同   )
横浜市太極拳協会 (神奈川県連盟)
伊那武術隊 (長野県連盟)
元龍太極拳交流協会 (大阪府連盟)
武藝団 (兵庫県連盟)
香川武術隊 (香川県連盟)
華麗太極拳連合会 (福岡県連盟)

 10月29日夜、十堰運動公園スタジアムで2万人を超す大観衆の声援のもと開幕式が盛大に挙行された。
 中国オリンピック委員会会長の劉鵬スポーツ相、于再清IWUF会長(IOC副会長)はじめIWUFの役員、湖北省首脳ら多数の賓客が参加した。
 30日には「道教と武当武術の発祥地、武当山」の見学ツアーが行われ、厳粛な道教の行事を参観するなど終日、武当山の風物を満喫した。
 競技は30日夜から11月2日までの4日間で徒手、器械、対練、集団などが行われ、307人の選手が金メダルを獲得した。
 中国の武術の達人の模範演武と講演、内家拳の演武が披露された。このほか、各国・地域の代表が参加して「国際的発展をはかる武術」のテーマで座談会も開かれた。
 日本連盟からは村岡久平副会長とIWUF理事として参加した。

世界伝統武術フェスティバル開幕式で選手入場の模様

熱戦を繰り広げる各国の選手たち(1)

熱戦を繰り広げる各国の選手たち(2)