ねんりんピックの競技コートに関して
競技コート(14m×8m)は、実行委員会・主催県連盟が、前面(審判長席側)の14mに2メートル毎の目印をつけて,隊列構成の目安とすることができる。ただし、左右の側面(8m)および手前の14mには目印をつけないこととする。
採点基準
(1)評価・判定
- チームを構成する各選手の技術レベルを総合的に観察して、チーム全体での技術として評価・判定する。
- チーム全体の動作の一致や協調、表現のレベルを観察して、評価・判定する。
(2)10点の配点
「質」に5点、「配合」に3点、「構成・配置」に2点配点、10点満点とする。
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「質」の採点(5点)
姿勢の正確さ、動静の分明、活力の充実度、技術の熟練度及び太極拳の特徴と風格の突出度。
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「配合」の採点(3点)
チーム全体の隊列が揃っているか、動作が協調一致しているか、動作と音楽が協調一致しているか。
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「構成・配置」の採点(2点)
「構成」の妥当性、「配置」のバランスと一定の図案。
(3)配点の説明
① 「質」の採点(5点)
チームを構成する個々人の技術レベルについて個人演技に対する採点方法(動作規格6点、勁力・協調2点、速度・風格等2点)で評価した上で、
これをチーム全体の総合的な技術レベルとして評価し、5点の配点範囲内で減点する。
技術レベルを評価する際に「ねんりんピック」では、参加者の年齢層を考慮して、採点基準に加味する。(ア~ウ)
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「歩型、弓歩」の低さは要求しない。ただし、それ以外の「前弓腿の膝がつま先より前に出ている」や「臀部の突出、寛骨部のゆがみ」の現象が見られる場合は、
アジア武術連盟編『競技ルールと審判法』の「太極拳」の章「歩型、弓歩」に照らして減点する。 -
「蹬脚」は引き上げて蹴り出した脚の高さそのものを評価するものではない。チームの特定の選手を評価するものでもない。
上体が倒れず骨盤が正しい状態であれば良いが、上体が後ろに倒れたり、支えている足の膝が曲って臀部が落ちた状態で脚が高く上がっていても
「質」の項で減点する。 -
「下勢」は沈み込んだ姿勢の低さを評価するものではない。背中を丸めて上体が前に倒れたり、臀部が突き出たり、或いは頭だけ下げていたり、
曲げている足(支えている足)の膝が極端に内側に入っている場合は、「質」の項で減点する。
② 「配合」の採点(3点)
チーム全体の隊列が揃っているか、動作と音楽が協調一致しているか、チーム全体の動作が協調一致しているか、
また、個々人がチームの中によく「配合」しているかを評価し、3点の配点範囲内で減点する。
③ 「構成・配置」の採点(2点)
「構成」の妥当性と「配置」のバランスとは動作の組み合わせが偏ったものでなく、また、特定の動作を多用することなくさまざまな動作を取り入れたものであって、
繋ぎ方にも無理が無く、チームとしてまとまっているかを評価する。
また、コートのごく一部だけを偏って使うことなくコート全体を満遍なく使っているかも評価し、2点の配点範囲内で減点する。
なお、隊列変化・図案構成は、各チームの創意にまかせるが、太極拳の特徴と風格をそなえた範囲内であることとする。
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不合理で、なおかつ、明らかに、脚部関節や股関節等に過大な負荷を与えて、高齢者に関節障害等の事故を誘発するおそれがある接続動作や過渡動作が、
複数回(2回以上)行われた場合は、その程度と回数に応じて、減点する。 -
太極拳動作の連貫性を明らかに損なう接続動作や過渡動作は、その程度と回数に応じて、減点する。
④ 「配合」「構成・配置」に係る加点(+0.05点、0.1点、0.2点、0.3点)
構成、配置、図案性が優れている場合は、その程度に応じて、0.05点、または0.1点あるいは0.2点加点する。
特に優れている場合は、0.3点加点する。
⑤ その他のミスの減点
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簡化24式太極拳に無い動作を加えた場合は、0.3点減点する。
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「蹬脚」「下勢」の動作をチームとして全くしていない場合は、それぞれ0.1点減点する。
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時間超過0.1秒~5秒で0.1点、5.1秒~10秒につき0.2点減点する。10.1秒以上の時間超過についてもこれに倣う。
※ 以上の三つのミスについては、審判長が執行する。
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簡化24式太極拳に無い「手法」や「腿法」を行った場合や無理な「転身」動作については、その程度に応じてその都度0.05~0.2点減点する。
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隊列変化・図案構成のために、チーム構成員(一人または複数人)が太極拳の動作を伴わずに歩いたことが明らかな場合は、
7歩を越える(7歩を含む)毎に0.1点減点する。 -
バランスミスが発現すれば、その程度に応じてその都度0.05~0.2点減点する。
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演武中に明らかに隣を見る、或いは言葉で合図をした場合や、忘却が発現すれば、その程度に応じてその都度0.05~0.2点減点する。
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演武中に選手同士の身体、または身体の一部が触れた場合、0.2点減点する。
※ 以上の五つのミスについては、審判員が執行する。
⑥ コート入場の際の減点規定等
出場チームが、コート入場に際して下記の遅延行為があった場合には、審判長はその程度に応じて0.1~0.3点の減点を行うことができる。
各チームは、コート主任が「△△チーム入場」を発声した後、審判長に向かって抱挙礼をし、直ちにコート入場を行い、
所定の位置についた後、審判長の合図で、直ちに演武を始めなければならない。
入場に際して、故意に、足踏み、隊列組み換え、時間差入場などで時間延長を行うことは、いずれも「故意の遅延」とみなし、
審判長の判断で0.1~0.3点の減点をする。
服装規定:(2017年6月17日 第100回理事会・第6回定時社員総会 承認済)
競技者は、原則としてチームごとに統一した競技用ユニフォームを着用して演武を行う。
