2022年 第39回全日本武術太極拳選手権大会の都道府県選抜特別措置の件

公益社団法人日本武術太極拳連盟 競技委員会

来年度(2022年度)開催する「第39回全日本武術太極拳選手権大会」に向け、全国各地で選抜大会や選考会の実施が進められています。

日本連盟では、「新型コロナウイルス感染症」感染拡大防止のため、参加される全ての皆さまの安心と安全を最優先に考慮し、ブロックや都道府県連盟で選抜大会や選考会をやむを得ず実施できない場合でも代表選手の選抜ができるように、各専門委員会で検討を重ね、下記の方針が決まりましたので、お知らせします。

全日本武術太極拳選手権大会の参加資格を得ていた選手の皆さまについて出場権を認めることで、選抜大会や選考会を実施できない場合でも各都道府県連盟の代表選手を選抜することができます。詳細につきましては下記をご参照ください。

また、選抜大会や選考会の実施につきましては、各ブロックや都道府県連盟にご確認ください。

皆さま方のご理解とご協力のほど宜しくお願いいたします。

 

○ はじめに

2022年の全国規模の大会開催につきましても、皆さまの安心と安全を最優先に考え、選抜大会や選考会を行うことができなくても選手を選抜・エントリーできるようにすることを重視して、その方法について競技委員会・審判委員会・選手強化委員会・ジュニア普及委員会等で、それぞれの観点から検討を重ね、下記の方針をまとめました。

 

○2022年第39回全日本武術太極拳選手権大会の選手選抜について

[*都道府県予選大会を自粛した都道府県は1)を適用]

1)各都道府県の実情に合わせ、各都道府県連盟に一任する。このとき客観的公正・中立性を保ち、合理的な選抜方法による選考に努めること。

第37回および第38回全日本武術太極拳選手権大会の出場予定選手・第36回全日本選手権大会エントリー選手をスライドして選抜する場合以下の条件を許可する。

1.『2022年4月1日現在の満年齢』で年齢区分が変わった場合は、2022年第39回全日本武術太極拳選手権大会の年齢枠で出場する。

・年齢区分(24式・総合)変更により、種目人数制限枠(24式A・B・Cは各1名ずつ、総合ABとCは各2名ずつ)を超えても、今回に限っては例外を認める。ただし枠内の人数以内であれば追加エントリーを認め、これ以外の理由による人数枠超過は認めない。

※この措置の趣旨はエントリー層の薄いC・Bの育成を目的としているため24式の場合はBまたはC・総合太極拳はCのみ追加を認める

例1)男子24式太極拳(A-1名 B-1名)で2名の場合 C-1名の追加エントリーを認める。ただし同じ組に追加エントリーは不可

例2)男子24式太極拳 年齢区分変更により(A-2名)の場合BまたはCに1名の追加を許可する。

例3)女子総合太極拳 年齢区分変更により(AB-3名)の場合、ABに追加は不可・Cのみ1名可

※シードは選手個人が獲得した権利のため辞退もしくは年齢区分変更した種目の補充エントリー不可

2.辞退選手により空きが出た場合、予選大会での当該種目の次点の選手などを選抜する

※シードは選手個人が獲得した権利のため辞退もしくは年齢区分変更した種目の補充エントリー不可

3.過去の予選大会(第38 回・第37回・第36 回など)でエントリーがなかった種目は新たに第39 回にエントリーすることを許可する。ただし年齢区分は『2022年4月1日現在の満年齢』を基準とし各種目の人数制限枠を超えないこと。

※第36回のエントリーを採用する場合、本大会で第37回のシードを獲得した種目については、通常通りシード選手枠とは別に予選大会の次点の選手などを選抜することができる

2)フリーエントリー種目(開催要綱P.4 14.に記載のその他の種目)については、2022年大会でも新たにエントリーを受け付ける。

3)個人エントリー(各都道府県連盟に所属していない選手)については、2022年大会でも新たにエントリーを受け付ける。

シード選手についての補足

4)第39回全日本武術太極拳選手権大会については、2019年第36回大会で獲得したシード権を有効とする。従来は年齢区分が変更となった場合は失効となるが、シード選手は各都道府県連盟の有望な選手であることに鑑み、今回に限り許可する。シード選手『2022年4月1日現在の満年齢』で年齢区分が変わった場合は、2022年第39回全日本武術太極拳選手権大会の年齢枠で出場する。

※シード選手が辞退した種目の補充エントリー不可

※シード選手が年齢区分が変わりエントリーした場合、空いた枠に補充エントリー不可

以 上

たいへんな日々が続いておりますが、みんなで協力して助け合い、乗り超えていきましょう。

大会告知「第39回全日本武術太極拳選手権大会」

2022年7 月8 ~10日 東京体育館(東京都渋谷区千駄ヶ谷)

出場申込み期限=2022年4 月10日(日)日本連盟必着

公益社団法人日本武術太極拳連盟主催による「全日本武術太極拳選手権大会」は今年で39回目を迎えます。今大会は5年ぶりに東京・千駄ヶ谷の東京体育館を会場に実施します。

個人・団体合わせて37種目。2018年より服装規定も原則自由となり、思い思いの表演服に身を包み、白熱した演武で全日本の頂点を競います。なお、日本代表選手選抜については、国際武術連盟より大会詳細の発表後に決定となります。

シード権に関しては、第38回大会の中止に伴う特別措置により、年齢規定を超えた場合でも、今大会に限り要綱記載の年齢枠で出場することが許可されます。大会出場申込みは、都道府県連盟を通して行い、申込み期限は4月10日(日)です。前記の都道府県選抜特別措置もありますので、所属都道府県ごとの状況をご確認のうえ、出場申込みを行ってください。

また、大会参加団体に属さない個人(非加盟個人)の出場申込みは、都道府県選抜種目以外に限って、大会運営委員会に直接出場を申し込むことができます。

いずれも出場申込み期限は同じですが、日本連盟必着の期日となっていますのでご注意ください。

第34回全日本武術太極拳選手権大会」(東京体育館)より

第34回全日本武術太極拳選手権大会」(東京体育館)より