2025年度春季シニア・ジュニア日本代表選手選考会」実施報告と「第12回アジアジュニア武術選手権大会」日本代表選手決定！

Ａ組男子３人・女子２人、Ｂ組男女１人ずつ、Ｃ組男女１人ずつの計９人

中国・江陰市　７月23～30日（競技日程は26～29日）

４月26日（土）に東京・日本連盟トレーニングセンターにおいて、今年７月に中国・江陰市で開催される「第12回アジアジュニア武術選手権大会」の日本代表選手選考会となる「2025年度春季ジュニア日本代表選手選考会」を、４月28日（月）・29日（火・祝）に同会場で「2025年度春季シニア日本代表選手選考会」を行いました。

両事業は、（公財）日本オリンピック委員会（JOC）の選手強化NF事業助成を受けて実施されています。

また、2025年度の国際大会より「2024年版武術套路競技規則」が採用されることが決定しているため、国内で初めて「2024年版武術套路競技規則」に則って審査を行いました。

今回のジュニア選考会は、４月に行われたJOCジュニアオリンピックカップ大会の結果等から選抜された33人が参加候補選手として選出されました。

選考会は、ジュニア国際競技大会派遣選手選考の規程と基準に則り行われ、日本代表選手団は、日本連盟「日本代表選手団選定委員会（委員長１人、委員２人、計３人）」の承認を経て決定しました。併せて日本代表選手団の監督１人、コーチ２人、帯同審判１人も選出されました。日本代表選手団の名簿は次の表のとおりです。

「第12回アジアジュニア武術選手権大会」日本代表選手団名簿

選抜選手以外も実力の拮抗している選手が多く、本選考会で経験が積めたことは今後の強化に繋がる成果となりました。

日本代表選手団一行は、日本連盟トレーニングセンターでの直前合宿で調整訓練を行い、大会へ向けて出発いたします。

日本代表選手団（TEAMJAPAN）の代表選手たちの活躍を期待します。

シニア選考会では「第17回世界武術選手権大会」の一次選考を実施

シニア選考会には、37人の選手が参加しました。

選考は、シニア国際競技大会派遣選手選考の規程と基準に則り行われました。日本代表選手は、第二次選考会となる「第42回全日本選手権大会」の結果を経て決定します。

新ルールでは、各種目とも新たな難度動作および難度連接ができたことで、選手の技術レベルにより選択できる難度構成が増えた一方で、難度動作の構成や動作規格について、かなり厳しいルールも増えています。

本選考会では各選手にとって、それぞれの課題も見つかりました。全日本そして各国際大会に向けて、さらなる競技力の向上に努めるべく、強化を行っていきます。