アジア武術連盟(WFA)の首脳陣、東京に集う

于再清会長、霍震寰副会長らが来日

【掲載:2010年08月15日】

 アジア武術連盟(WFA)の会長・副会長・事務総長ら執行部責任者の会議が「第27回全日本武術太極拳選手権大会」開催中の7月10日午前、東京のホテル・ニューオータニで開催された。
 会議には于再清会長(中国)、霍震寰副会長(中国香港)、村岡久平事務総長、陳国栄WFA技術委員会主任(中国)とWFA事務局主任の岡﨑温(日本連盟常務理事・アジア連盟事務局主任)、石原泰彦(日本連盟理事事務局長・アジア連盟事務局副主任)と陳冲(于再清氏秘書・中国)の各氏が出席した。
 村岡事務総長が進行をつとめ、于再清会長から最近のアジアほか各地域の「武術運動」の状況が説明された。
 特に今回の会議では、今秋11月、中国・広州市で開かれるWFAの第35回執行委員会(理事会)と2年に一度開催予定の全体総会(今回は第13回総会)の進め方、次期のアジア武術選手権大会、アジアジュニア選手権大会の開催都市や開催時期などが討議された。
 また11月の会議ではWFAの役員改選(任期4年)にあたり、円満にすすめられるよう話し合った。
 さらに国際武術運動の普及と発展のうえで、アジア地域がその中核となって諸活動を推進することなど、アジアがさらに努力を傾注していく問題などを話し合った。
 一行は同日午後、東京体育館の全日本選手権大会を参観した。

 

WFA執行責任者会議の模様 「第27回全日本武術太極拳選手権大会」会場の東京体育館前で。左から岡﨑温、于再清、霍震寰、陳国栄の各氏