武術太極拳募金 東日本大震災日本連盟義援金を給付された会員からのお礼の便

武術太極拳義援募金

【掲載:2011年08月15日】

8月1日までに日本連盟に寄せられた被災された会員からの「義援金へのお礼」の手紙は60件近く。紙面の関係で全てを紹介することはできないが,お礼を寄せていただいた方の名前(敬称略・五十音順)と内容の一部を掲載いたします。

宮城県連盟

前略 義援金を頂戴いたしました。ありがとうございます。被災してから4カ月がすぎました。孫,祖母いまだに行方不明,家は流失です。皆さまの温かいお励まし,力強い言葉に頑張る力をもらいました。「仲間と一歩一歩から」「心に希望を!からだに太極拳を」の気持で進んでいきます。

鈴木つや子(気仙沼市)

前略 震災お見舞いの義援金をいただき本当にありがとうございました。気仙沼湾の海のそばにあった我が家は津波が二階まで上がり,その後湾内で起きた火災により全焼でした。皆さまからのお気持ちありがたく,また太極拳を再開できる日を待っております。

吉田とき子(気仙沼市)

お礼を寄せていただいた方:五十嵐寿生,桶川つや子,加藤清子,菊田玉江,小松豊子,小山まつ子,小山芳之,佐藤たみ子,千葉良子,畠山きゑ子,細野徳子,村上かつ子,吉崎惇子,吉田久子(以上気仙沼市),石田さと子,佐藤陽子(以上仙台市)

福島県連盟

前略 この度の大震災にあたりまして多大な
るご支援心から感謝申し上げます。

誰もが予想できなかった突然の大地震そして大津波,さらに原発と三重の災難…多くの貴い命,家も車も一瞬にして流され,信じがたい光景を目の当たりにして喪失感と絶望感にさいなまれ,身の震えが止むことなく不安な日々でした。それから数日すぎて太極拳の先生から「無事だったのか,どうしてる」と電話があり,とてもうれしくて生きた心地がしました。これをバネにして頑張るぞ,という気持に……そして3カ月,仮設住宅に入居することができました。皆さまと大好きな太極拳に元気をもらいました。進級をめざして前向きに生きていきます。

高力登志子(相馬市)

お礼を寄せていただいた方:島重孝,島澄子(相馬市)

茨城県連盟

各教室は震災後,被災して休みとなり,6月中旬になってやっと再開したところも。

余震も少なくなり,少しずつ壊れた場所の修理を始めているが,あの地震の怖さが忘れられない。太極拳愛好者の中に罹災されて辞めた方も。太極拳をしているその瞬間はいっとき被災したことを忘れられるといって頑張っている方も。

全国の皆さまの温かいご支援に日本連盟のてきぱきした対応に心から感謝いたします。

北條達子(水戸市)

お礼を寄せていただいた方:朝日文子,石川榮美子,上野幸子,大友豊子,大貫美智子,大畠令子,忰田孝子,川崎,菊地明美,興野光子,小村,佐川せつ美,高橋智恵子,武田由美子,田谷節子,萩谷敏子,羽生かつ子,広瀬幸子,増子まさ子,松橋美惠子,町野智子,矢代郁子,山浦五十一,横須賀玲子,横田昌子,吉村さちえ(以上水戸市),関節子,瀬谷和子(以上日立市),岩瀬,染野節子(以上取手市),岩崎明(神栖市)