「第62回日本スポーツ賞」競技団体別最優秀賞 長拳の市来崎大祐選手が受賞

【掲載:2013年02月15日】


トロフィーを手にする市来崎大祐選手。
「第62回日本スポーツ賞」表彰式で

 

昨年のスポーツ界で最も活躍した選手,チームを対象とする読売新聞社制定の「第62回日本スポーツ賞」の表彰式が1月18日(金),東京都内のホテルオークラで開かれ,大賞,オリンピック特別賞に続いて,個人22人と20チームに競技団体別最優秀賞が贈られた。

武術太極拳では,市来崎大祐選手(NPO東京都武術太極拳連盟所属)が競技団体別最優秀賞を受賞した。

全日本武術太極拳選手権大会の自選難度長拳種目で2007年から2012年大会まで,6年連続で第1位を獲得。また,日本代表として出場した第16回アジア大会(中国・広州2010年)で長拳銀メダル,昨年の第8回アジア武術選手権大会(ベトナム・ホーチミン2012年)で長拳銀メダルを獲得するなど国内・国際大会でのトップ・アスリートとしての活躍が高く評価されたものだ。

市来崎選手は自身のブログで「栄誉ある賞をいただけ,大変嬉しく思っております。これもひとえに,指導してくださる先生方,『家族』,応援してくださる皆様のおかげです。感謝申し上げます。まだまだ未熟者ですが,さらに精進して参りますので,今後とも御声援よろしくお願いします」と喜びの報告をしている。

なお,第62回日本スポーツ賞大賞(グランプリ)にはレスリング・ロンドン五輪男女日本代表選手団,オリンピック特別賞にはボクシングの村田諒太選手,体操の内村航平選手,そして柔道の松本薫選手がそれぞれ受賞した。

日本スポーツ賞は読売新聞社の主催,1951年に制定され,1年において顕著な活躍をした選手あるいは団体を表彰する。大賞(グランプリ)のほか,オリンピック開催年にはオリンピック特別賞がある。