ジュニアの国際大会種目 国際第三套路講習会 東京・大阪で8月開催へ

国内普及に向けて選手・コーチ・審判員などを対象に

【掲載:2013年7月17日】

(公社)日本武術太極拳連盟選手強化委員会は「第三国際武術競技規定套路」(通称:国際第三套路)のうち徒手套路の講習会を8月に東京・大阪で開催する。

国際第三套路は国際武術連盟により2012年3月に発表されたジュニア選手のレベルアップを図るための比較的難易度の高い「規定競技用套路」である。

国際第三套路は同年9月中国・マカオで開催された「第4回世界ジュニア武術選手権大会」からA組(18~15歳)で種目として採用されており,その後世界ジュニア武術選手権大会,アジアジュニア武術選手権大会などの国際大会で採用されることになっている。

国内大会での導入にはしばらくの時間が必要だが,今後の国内での普及を進める足掛かりとするために,東京と大阪でそれぞれ講習会(太極拳・長拳・南拳)を実施することとなった。

【参加条件】これら套路はいずれの種目も套路内に難度動作が含まれている。跳躍回転と着地,また高度のバランス動作を行わなければならない。参加に際しては原則として,長拳ではB套路またはA套路の習得,南拳では規定南拳套路の習得,太極拳は総合太極拳と基本的跳躍動作を習得していることを条件とする。受講申し込みは7月12日で一旦締め切られる。

【東京会場】8月24日(土)・25日(日)10時~16時30分/日本連盟本部研修センター/担当講師:谷川大・孔祥東・勝部典子・神庭裕里・高山宗久の各コーチと荒谷友硯強化指定選手

【大阪会場】8月31日(土)・9月1日(日)10時~16時30分/大阪武術太極拳トレーニングセンター/担当講師:前東篤子・孔祥東・李自力・丹井均・平井祐二・陳静の各コーチ

同套路の教材DVDは日本連盟で取扱中。次の4種類の製品がある。1.太極拳・太極剣,2.南拳・南刀・南棍,3.長拳・棍術,4.刀術・剣術・槍術。いずれも1枚2000円(税・送料込)。言語は中国語。対応機器は家庭用DVDプレーヤー,パソコンDVDドライブ。

購入申し込みは所属の都道府県連盟または(公社)日本武術太極拳連盟までFAXで。