【年頭所感】「国体公開競技」「太極拳段級位検定のレベルアップ」「地方の組織力強化」を目指す

【掲載:2015年1月15日】

明けましておめでとうございます。

昨年秋,「第17回仁川アジア競技大会」開催期間中に,25の国・地域の代表が参加してアジア武術連盟の第15回総会が開かれ,新会長に香港の霍震寰(C.W.フォク)氏,新副会長に村岡久平日本連盟会長ほかが選任されました。また,アジア連盟の事務局を24年間日本連盟内に設けてきましたが,このたびマカオに移転することも決定されました。新しい体制によるアジア連盟のさらなる発展を期待いたします。

本年8月に「第8回アジアジュニア武術選手権大会」が中国・内モンゴルで,また11月には「第13回世界武術選手権大会」がインドネシアのジャカルタで開かれます。日本連盟は両大会に選手を派遣するとともに,今後も国際武術太極拳の発展に尽力し,武術太極拳のオリンピック正式種目実現のために努力いたします。

国体公開競技化に向けて本格始動

周知のとおり,2019年の第74回国民体育大会から4年間,武術太極拳が「国体公開競技」として実施されます。4年間の公開競技採用の後の「国体正式競技化」も見据えて,日本連盟では国体準備委員会を設置しました。昨年は国体公開競技に向けて西日本と東日本で,「国体コーチ講習会」「国体選手養成講習会」を開催しました。本年上半期には各ブロックで国体講習会を開催して着実に準備をすすめてまいります。

1994年にスタートした太極拳技能検定事業をさらに発展させるために,級位検定の実施形態を改革・改善することが必要です。各地で創意工夫して,実施時期,実施場所を増やすなど受験者の便宜を図りたい。さらに段位検定についても指導者の養成をはじめ地方連盟,ブロック,日本連盟が一体となって,より高いレベルの検定制度を目指して努力してまいりましょう。

すすめよう市区町村体協への加入

日本連盟は今後さらにスポーツ団体として,日本体育協会の指導員の養成事業をはじめ多くの事業を推進することが求められています。事業を推し進めるうえで,各都道府県連盟組織の充実・強化と拡大が必要であります。市区町村単位の連盟の組織化を進め,市区町村体育協会に加盟することで,都道府県連盟の統括性を高め,より国民に愛される組織にするように努力いたしましょう。