【国際大会情報】2019年度武術太極拳派遣予定の国際大会は4大会

2019年夏から秋にかけて、日本連盟が日本代表団を派遣する予定の国際大会の日程が明らかになってきた。今年度は4大会が予定されている。世界で活躍する日本代表選手たちの健闘を期待する。

「第8回世界カンフー選手権大会」

国際武術連盟(IWUF)主催により、6月14(金)~19日(水)(競技は6月16~18日を予定)に中国・四川省峨嵋山で開催される。

前大会は、53カ国から約3,850人の参加者が集まって、世界各国の子どもからお年寄りまで幅広い年代が功夫を競った。日本からも12団体・86人と多くの選手が出場し、金メダル20個・銀メダル42個・銅メダル34個と多くのメダルを獲得した。今大会も活躍が大いに期待される。参加申込や詳細についてはこちらに掲載している。

「第10回アジアジュニア武術選手権大会」

アジア武術連盟(WFA)が主催して、8月16(金)~24日(土)(競技は8月19~23日を予定)にブルネイ・バンダルスリブガワンで開催される予定。日本連盟は、4月に京都府で開催する「第27回JOCジュニアオリンピックカップ大会」で日本代表候補選手を選考し、5月の選考会で選ばれた日本代表選手を派遣する。前大会で日本隊は金メダル5個、銀メダル8個、銅メダル8個、全員入賞と大健闘の活躍をみせた。今大会においてもジュニア選手たちの活躍に期待したい。

「第15回世界武術選手権大会」

国際武術連盟(IWUF)が主催する最高レベルの大会で、10月17(木)~24日(木)(競技は10月20~23日を予定)に中国・上海で開催される予定。

この大会で8位以内に入賞した選手が、2020年に開催される第3回東京W杯に出場する権利を得られる。日本でのW杯をさらに盛り上げるためにも日本代表選手たちの活躍に期待したい。

また、今大会では代表選手応援ツアーも企画している。ツアーの詳細は決定次第、本誌や加盟団体を通じてお知らせするので、ぜひ参加いただきたい。

「第2回アジア伝統武術選手権大会」

アジア武術連盟(WFA)の主催により、2019年秋に昨年と同じ中国・江蘇省南京市で開催される予定。

伝統武術の普及と発展のため、南京市において5年連続の開催が決定している。

日本連盟においても2019年1月より伝統武術委員会を組織、今後は伝統大会にも注力していく。

詳細な実施要綱が発表されていないため、詳報は後日掲載する。

昨年度の各国際大会に派遣した日本武術隊の選手たち

昨年度の各国際大会に派遣した日本武術隊の選手たち