「第70回日本スポーツ賞」競技団体別最優秀賞 受賞おめでとう!齋藤志保選手(太極拳)

国内外のスポーツ界で活躍した選手やチームをたたえる「第70回日本スポーツ賞」と、障害者スポーツでの成果を対象とする「第5回日本パラスポーツ賞」(読売新聞社制定)の表彰式が、1月19日(水)に東京・虎ノ門のホテル「The Okura Tokyo」で開かれました。大賞(グランプリ)、オリンピック特別賞、特別賞、奨励賞に続き、個人選手20人と団体21チームが、競技団体別最優秀賞を受賞しました。

武術太極拳からは、齋藤志保選手(岩手県連盟・岩手出身)が競技団体別最優秀賞を受賞。2021年10~11月に開催された「武術套路バーチャル競技会」において、42式太極拳の女子C組で優勝するなどの活躍をみせたことが評価されました。

齋藤選手は4歳の時、武術太極拳と出会い、持ち前の体の柔らかさを生かした美しい動きを武器に、ジュニア時代から国際大会で活躍してきました。2018年のワールドカップにおいて女子太極拳で銀メダル、2019年の世界選手権でも同じく銀メダルを獲得しています。国内においても全日本選手権大会で太極拳4連覇、太極剣5連覇の好成績を収めており、今年11月東京で開催される第3回武術太極拳W杯でも、自国開催での国際大会のメダル獲得に大きな期待が寄せられます。

齋藤選手から、「栄誉ある賞をいただき、大変嬉しく思っております。これもひとえに応援してくださる皆様のおかげです。感謝申し上げます。まだまだ未熟者ですが、武術太極拳を盛り上げていけるよう精進して参ります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。」と喜びのコメントが寄せられました。

なお、大賞に輝いたのは昨夏の東京五輪柔道男子73キロ級で優勝し、五輪連覇を達成した大野将平選手。その他、オリンピック特別賞は水泳の大橋悠依選手に、特別賞はゴルフの松山英樹選手、奨励賞は体操の橋本大輝選手に贈られました。「第5回日本パラスポーツ賞」大賞は、東京パラリンピック女子マラソン(視覚障害)金メダルで日本パラスポーツ賞大賞に選ばれた道下美里選手が受賞しています。

トロフィーを手に笑顔をみせる齋藤志保選手と孔祥東 理事・選手強化委員会委員長 ※撮影時のみマスクを外しています

トロフィーを手に笑顔をみせる齋藤志保選手と孔祥東
理事・選手強化委員会委員長
※撮影時のみマスクを外しています

表彰式を欠席したため、孔祥東理事より賞状とトロフ ィーが手渡された

表彰式を欠席したため、孔祥東理事より賞状とトロフ
ィーが手渡された

第70回日本スポーツ賞トロフィー

第70回日本スポーツ賞トロフィー

 

※「日本スポーツ賞」は読売新聞社の主催により1951年に制定され、毎年1年間において顕著な活動をした個人または団体を表彰する。オリンピック開催年にはオリンピック特別賞がある