「第72回日本スポーツ賞」競技団体別最優秀賞 受賞おめでとう!エスコバル登亜選手(長拳)

国内外の競技会や日本スポーツ界で最も活躍した選手やチームをたたえる「第72回日本スポーツ賞」と、パラスポーツ界での成果をたたえる「第7回日本パラスポーツ賞」(読売新聞社制定、日本テレビ放送網共催)の表彰式が、1月18日(木)に東京・紀尾井町のホテルニューオータニで開かれました。大賞(グランプリ)、特別賞、奨励賞に続き、個人選手27人と団体19チームが、競技団体別最優秀賞を受賞しました。

武術太極拳からは、エスコバル登亜選手(東京都連盟・兵庫県出身)が競技団体別最優秀賞を受賞。4年ぶりに開催された「第8回世界ジュニア武術選手権大会」のB組(14~12歳)において、長拳・棍術の2種目で金メダルを獲得し活躍をみせたことが評価されました。

エスコバル選手は3歳の時から長拳の練習を始め、テンポよくスムーズに、流れるような身体の動きを武器としています。今後の国際大会でのメダル獲得に大きな期待が寄せられるとともに、世界を目指す日本のジュニア選手に大きな刺激を与える存在となっています。

エスコバル選手からは、「このたびは素晴らしい賞をいただき、とても光栄に思っています。他の立派な選手たちと同じ舞台で賞をいただけたのはとても貴重な経験になり、また良い刺激となりました。だからと言って現状に満足せずに、今までと変わらず練習を続けていこうと思います。最近は武術のレベルが世界的に向上してきているので、そんな中でも負けない日本を引っ張っていけたらいいなと思います。」と喜びのコメントが寄せられました。

なお、大賞に輝いたのは昨年3月に開催された野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)で、2009年以来14年ぶり3度目の優勝を果たしたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表チーム。その他、特別賞は女子やり投げで日本人として26年ぶりに金メダルを獲得した陸上の北口榛花選手に、奨励賞はレスリングの藤波朱理選手に贈られました。「第7回日本パラスポーツ賞」大賞は、テニスの四大大会の一つ、全仏オープンの車いすテニス男子シングルスで初優勝を果たした小田凱人選手が受賞しています。

 

※「日本スポーツ賞」は読売新聞社の主催により1951年に制定され、毎年1年間において顕著な活動をした個人または団体を表彰する。オリンピック開催年にはオリンピック特別賞がある

受賞者全員が登壇して表彰を受ける

受賞者全員が登壇して表彰を受ける

表彰会場にてトロフィーを手にするエスコバル登亜選手

表彰会場にてトロフィーを手にするエスコバル登亜選手

ホッケーチームと。式では他団体との交流も

ホッケーチームと。式では他団体との交流も