「日本連盟 第136回理事会」2026年度主要事業活動・日程等の議案を審議し承認
-2026年度主要事業活動・日程・2025年度中間決算報告ほか議案を審議・承認-
11月4日(火)東京・日本連盟トレーニングセンター
東京・日本連盟トレーニングセンターで、11月4日(火)14時から15時50分まで公益社団法人日本武術太極拳連盟の第136回理事会が開催されました。
事前に川﨑雅雄副会長が議長として指名され、議事録署名人は定款第35条に基づき、川﨑雅雄副会長および、髙見一枝監事、春田牧子監事とし、報告および議案の審議に入りました。
本理事会では、次の報告と議案についての審議が行われ、すべての議案について出席理事全員一致で承認されました。
武術太極拳の普及・振興と愛好者の皆さまのため、役員一同一丸となって全力を尽くして参ります。
公益社団法人日本武術太極拳連盟 第136回理事会議事録
1開催された日時:2025年(令和7年)11月4日(火)14時00分~15時50分
2開催された場所:日本連盟トレーニングセンター
3理事総数及び定足数:総理事数22名、定足数12名
4出席理事数:理事18名
出席者:川﨑雅雄、孫建明、谷川大、友崎敦、及川佳織、孔祥東、長江一将、中谷康司、岡野範子、小山晶子、武田久、河村南里、岩佐育代、阿南七重、吉田由美子、藤野雅義、柴田史、今古賀環
出席監事:髙見一枝、春田牧子
なお、高山宗久競技委員会委員長、竹中保仁審判委員会委員長、嶋村文男トレーニングセンター管理委員会委員長、蓮原亮財務委員会委員長、周惺淇事業委員会委員長が陪席した。
5議題報告事項
1.専務理事報告
2.日本連盟各専門委員会委員長報告
3.各ブロックからの活動状況報告
4.2025年度中間決算報告
5.その他
決議事項第
第1号議案来年度の日本連盟主要事業日程承認の件
第2号議案来年度の日本連盟トレーニングセンター・大阪トレーニングセンター特別講習会募集要綱の件
第3号議案来年度の各ブロック及び各専門委員会、事業活動計画の件
第4号議案アジア競技大会およびテストイベントの件
第5号議案来年度の国内大会の件
第6号議案スポーツ団体ガバナンスコード自己説明・公表の件
第7号議案規程等の改訂の件
第8号議案本部研修生の推薦の件
第9号議案その他・代表理事(会長・副会長)の役員任期の件・太極拳技能検定1級~5級申請手続き簡略化に関する提案書(案)の件・<太極扇>全国レベルアップセミナー(案)の件・日本武術太極拳連盟大感謝演武祭2025の件・事務局体制の件
第10号議案次期理事会の開催の件
6議事の経過及びその結果
本日の理事会が、理事総数22名のうち18名が出席しており、開催要件の定足数たる過半数12名以上の出席を充足しているので、定款第33条の規定により成立していることを確認した。事前に川﨑雅雄副会長が議長として指名された。次に、議事録署名人は定款第35条に基づき、川﨑雅雄副会長、髙見一枝監事、春田牧子監事とし、報告及び議案の審議に入った。
報告事項
以下の報告が行われた。
(1)川﨑雅雄副会長より、国内大会において第42回全日本選手権大会、滋賀国スポ、ねんりんピック岐阜2025が成功裡に開催されたこと、国際大会において日本代表選手が好成績をおさめたことなど、また、借入金返済計画がスムーズに進められていることが報告された。
(2)日本連盟各専門委員会委員長報告日本連盟各専門委員会委員長からの活動状況の報告が行われた。
(3)各ブロックからの活動状況報告各ブロックからの活動状況の報告が行われた。
(4)2025年度中間決算報告2025年度(令和7年度)中間決算に関して、貸借対照表及び正味財産増減計算書について蓮原亮財務委員会委員長より説明された。
決議事項
第1号議案
来年度の日本連盟主要事業日程承認の件小島隆平事務局長より、2026年度日本連盟主要事業日程について、アジア競技大会1次選考会や全日本武術太極拳競技会など新たに加わった主な変更点を中心に、各事業日程(案)について説明され、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。
第2号議案
来年度の日本連盟トレーニングセンター・大阪トレーニングセンター特別講習会募集要綱の件小島隆平事務局長より、2026年度の特別講習会募集要綱について、修正点の有無を含め説明が行われ、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。
第3号議案
来年度の各ブロック及び各専門委員会、事業活動計画の件長江一将事務局参事より、各ブロック及び各専門委員会、事業活動計画の件について修正等の有無が確認・説明され、審議のうえ、出席理事全員一致で承認された。また、今回よりアスリート委員会から事業活動計画として、2026年度の活動計画(案)及び選手支援事業の実施が提案されていることなどが説明され、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。
第4号議案
アジア競技大会及びテストイベントの件及川佳織理事より、来年度の全日本武術太極拳競技会を第20回アジア競技大会のテストイベントとして位置づけ、日本代表選手選考会とすることが説明された。また、散打選手の選出等についても説明され、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。
第5号議案
来年度の国内大会の件高山宗久競技委員会委員長より、全日本選手権大会の前日練習において、自選難度種目と一般種目の時間を分けて行うことや、サブアリーナのコート数増設、自選難度種目入場の際のアナウンスの一般種目との統一化、モニターやスピーカー使用に際しての検討事案に加え、部門の表記変更などが提案された。また、2027年度JOCジュニアオリンピックカップ大会における対象年齢制限について、現行通り18歳の参加を認める方針が提案された。
本提案を受けて、孔祥東理事兼選手強化委員会ヘッドコーチより、JOCジュニアオリンピックカップ大会における対象年齢制限については国際ジュニア大会の年齢規定に準じた17歳までとする案が提言され、高山宗久競技委員会委員長より、再検討のうえ、協議を進めていくこととする旨が説明され、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。
また、竹中保仁審判委員会委員長より、2027年全日本選手権大会における長拳・南拳種目が自選套路となることに合わせ、必選動作および跳躍動作制限について、2005年国際武術套路規則・第4章自選套路内容の関連規定に基づき、それぞれ内容の変更を加えることが説明され、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。
第6号議案
スポーツ団体ガバナンスコード自己説明・公表の件小島隆平事務局長より、スポーツ団体ガバナンスコード適合性審査における変更点について説明がなされ、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。
第7号議案
規程等の改訂の件長江一将事務局参事より、選手強化委員会の規定改訂に係る本議案の決議は、次回理事会(2026年3月)へ延期となる旨が説明された。
第8号議案
本部研修生の推薦の件川﨑雅雄副会長より、本部研修生推薦について説明が行われ、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。
南関東ブロック:
赤沢依美氏(東京都武術太極拳連盟所属)
小島隆平氏(東京都武術太極拳連盟所属)
第9号議案 その他
・代表理事(会長・副会長)の役員任期の件
長江一将事務局参事より、日本オリンピック委員会(JOC)事務局のNF総合支援センターにて法務相談を行ったうえで、中長期計画及び借入金返済計画書に定めた目標達成のため、次回理事会において役員規程第14条イ)に基づいて代表理事(会長、副会長)の役員任期延長の提案を上程する旨などが説明され、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。
・太極拳技能検定1級~5級申請手続き簡略化に関する提案書(案)の件岡野範子理事より、太極拳技能検定1級~5級申請手続き簡略化において、2026年度以降、実施可能な範囲より段階的に実施していくことなどが説明された。これに対し岩佐育代理事より、1級の証書番号廃止に伴う初段~3段の証書番号の廃止有無、柴田史理事より当該簡略化の開始時期、中谷康司理事より、証書番号の記載を求められる場合もあるため、現行通り証書番号を付していく方が望ましいのではないかということ、高山宗久競技委員会委員長より、証書番号を廃止すると、資格保持における判断基準が不明確になってしまうといったような点が提言された。以上のことにおいて、簡略化の進め方及び運用方法については未決定の部分も多いため再検討し、来年3月開催の理事会で再提案する旨が説明され、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。
・<太極扇>全国レベルアップセミナー(案)の件小島隆平事務局長より、来年度以降に太極扇全国レベルアップセミナーを実施していくことが説明され、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。
・日本武術太極拳連盟大感謝演武祭2025の件孫建明常務理事より、クラウドファンディングご支援者と太極拳愛好者への御礼として、12月21日(日)にトレーニングセンターにて大感謝演武祭を開催することが説明され、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。
・事務局体制の件小島隆平事務局長より、今後の事務局体制において塚本侑希事務局員の事務局次長就任の旨が提案され審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。
第10号議案 次期理事会の開催の件
長江一将事務局参事より、次期理事会を2026年3月6日(金)に日本連盟トレーニングセンターにて、開催することの提案内容が説明され、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。
以上をもって議案の審議等を終了したので、15時50分に議長の川﨑雅雄副会長が閉会を宣言した。




