「太極拳ゆったり体操サポーター講習会」に全国から51人が参加

太極拳のまち喜多方市 介護予防のための体操

【掲載:2012年09月15日】

7月28日(土)「太極拳のまち」福島県喜多方市で「太極拳ゆったり体操サポーター講習会」が開かれた。太極拳ゆったり体操は,安村誠司・福島県立医科大学医学部公衆衛生学講座教授と福島県立会津保健所の協働で開発した,虚弱高齢者でも取り組める太極拳の動作を取り入れた介護予防のための体操である。

今回のサポーター講習会では北は岩手県,南は鹿児島県から51人が受講し,太極拳ゆったり体操の動作を習得した。

講習会では開講式に続いて次の6つの講習が行われた。

①体操開発の経緯と喜多方市の取り組み(講師:喜多方市高齢福祉課長 生江幸一郎)

②介護予防における運動の必要性(講師:福島県立医科大学医学部公衆衛生学講座 安村誠司教授=写真下左)

③体操の動作及び指導法について(講師:喜多方市ゆったり体操リーダー 松崎裕美=写真下右)

④体操短縮版座位の動作解説(講師:喜多方市ゆったり体操リーダー 佐々木洋子)

⑤体操短縮版立位の動作解説(講師:喜多方市ゆったり体操リーダー 竹安和子)

⑥動作,指導法についてのグループワーク

閉講式では参加者を代表して,鹿児島県から参加した松尾貞子さんが修了証を受け取った。

喜多方市ではこの講習会を修了し,さらに指導にあたることを目指す人を対象に,11月9日(金),10日(土)の2日間にわたって,太極拳ゆったり体操サポーターステップアップ講習会を開催する予定。

 


講習会で話す安村誠司福島県立医大教授

ゆったり体操サポーター講習会で指導する
松崎裕美さん(中央)