「第12回世界武術選手権大会」(マレーシア)で、金2・銀4・銅2の大活躍!

マレーシア・クアラルンプール市で11月5日閉幕

80カ国・地域から約800人が参加

日本は堂々の金2,銀4,銅2を獲得

【掲載:2013年11月15日】

国際武術連盟(IWUF)が主催し,マレーシア武術総会の主管による「第12回世界武術選手権大会」が11月1~5日まで,マレーシア・クアラルンプール市の「バドミントンスタジアム」で開催され,80カ国・地域から約800人の選手,役員らが参加した。日本連盟は套路競技に男子6人女子4人,計10人の選手と監督・コーチ計4人,村岡久平,岡﨑温,石原泰彦氏らIWUF役員と中村剛帯同審判を派遣した。

今大会2日目の男子剣術ではこの種目で日本選手初の金メダルを世界選手権初出場の大川智矢選手が見事獲得。また,同じく世界選手権初出場の阪みさき選手が女子南棍で金メダルを獲得した。このほか,套路競技日本勢は銀メダル4個,銅メダル2個を獲得した。

第12回世界武術選手権大会日本選手上位成績

氏 名 所属団体 出場種目 成績(3位まで)
中田 光紀 東京都武術太極拳連盟 男子南拳 第2位 銀メダル
大川 智矢 東京都武術太極拳連盟 男子剣術 第1位 金メダル
男子槍術 第2位 銀メダル
市来崎大祐 東京都武術太極拳連盟 男子棍術 第2位 銀メダル
山口 啓子 東京都武術太極拳連盟 女子剣術 第3位 銅メダル
佐藤 直子 神奈川県武術太極拳連盟 女子太極拳 第3位 銅メダル
阪 みさき 大阪府武術太極拳連盟 女子南棍 第1位 金メダル
内田  愛 神奈川県武術太極拳連盟 女子太極剣 第2位 銀メダル

大会期間中にIWUFの理事会,総会はじめ各種会議が開かれた。「第12回世界武術選手権大会」ならび各種会議の詳細は2013年12月に紹介する。

 



第12回世界武術選手権大会の会場「クアラルンプール・バドミントン・スタジアム」で,
套路競技は2コート,散打競技は写真手前の1コートを使用して行われた

※世界武術選手権大会

2年ごとに開催され,前回の第11回大会はトルコの首都アンカラ市で開かれた。前回大会の日本選手団の成績は金1(女子南棍),銀2(男子太極拳,女子太極剣)銅3(男子棍術,南棍,女子太極拳)で,メダル獲得数は参加83カ国・地域中6位だった。