「第26回全日本武術太極拳選手権大会 開催要綱 7月10~12日 東京体育館

~ 「第10回世界武術選手権大会」(カナダ・トロント)日本代表選手選考会 ~

【掲載:2009年01月15日】

7月10~12日東京体育館
予備出場申込み期限=3月19日(木)
最終出場申込み期限=4月20日(月)

 日本連盟は7月10日(金)~12日(日)に「第26回全日本選手権大会」を開催する。
今大会の特徴及び注意事項は下記の通り。

■ 「第10回世界武術選手権大会(カナダ・トロント)」日本代表選手の選抜:

 「第26回全日本選手権大会」と「2009年全日本武術太極拳競技大会」の成績に基づいて代表選手を選抜する。

 上記の大会の日本代表は:
  今大会の「自選難度競技部門」に出場し、なおかつ「2009年全日本武術太極拳競技大会」に出場した選手

― 男女太極拳は、同部門「自選太極拳(含む短器械)」に出場した選手のなかから、徒手と器械種目の成績を総合的に評価して、代表を決定。

― 男女南拳は、同部門「自選南拳(含む器械)」に出場した選手のなかから、徒手と器械種目の成績を総合的に評価して、代表を決定。

― 男子長拳は、同部門「自選長拳(含む器械)」に出場した選手のなかから、徒手の成績を評価して、代表を決定。

■ 競技種目と出場規定の確認事項:

競技部門は、下記の6部門

1) 規定競技部門、2)自選競技部門、3)規定難度競技部門、4)自選難度競技部門、
5)伝統競技部門、6)団体競技部門

① 複数競技部門の出場禁止:

6)団体競技部門を除き、1)~5)の個人競技部門では、一人の選手は1つの競技部門にのみ出場できることとし、複数の競技部門に出場することはできない。

② 競技部門内での出場種目数の限定:

 1)~5)の個人競技部門では、一人の選手が1種目しか出場することができない部門と、競技部門内で複数種目出場することができる部門が区別されているので、「開催要綱」に基づいて、定められた種目数で出場申込みをしなければならない。
 選手が1種目しか出場することができない部門にエントリーしたにもかかわらず、他の種目にもエントリーした場合は、エントリーした全ての種目の出場申込みを不受理とする。2種目しか出場できない部門であるにもかかわらず、3種目あるいはそれ以上エントリーした場合も同様とする。
 なお、上記の内容に加えて、1)規定競技部門、5)伝統競技部門の出場制限を下記の通り補足する。

「1)規定競技部門」(=下線部分追加項目)

 1.総合太極拳規定套路AB、2.総合太極拳規定套路C、3.24式太極拳A、
 4.24式太極拳B、5.24式太極拳C は、1人1種目に限って出場することができる。
 1.~5.のいずれかの種目に出場する選手は、6.ジュニア太極拳2、7.ジュニア太極拳1、
8.長拳A規定套路、9.剣術A規定套路、10.刀術A規定套路、11.槍術A規定套路、12.棍術A規定套路、13.南拳規定套路、14.南刀規定套路、15.南棍規定套路 のどの種目にも出場することはできない。

「5)伝統競技部門」(=下線部分追加項目)

 31.伝統拳術A、32.伝統拳術B、33.伝統拳術C、34.伝統器械は、1人2種目出場することができる。
 ただし、31.~33.のなかでは、1人1種目に限って出場することができる。

 伝統競技部門の4種目で、1人2種目出場することができる趣旨は、31.~33.の拳術から1種目に出場し、さらに34.の伝統器械にも追加出場できることにあります。伝統武術と伝統器械の両種目を発展させために設けられた規定ですので、31.~33.の拳術のなかから2種目出場するのは不合理な重複出場であり、これを排除するためにこの制限を追加します。

③ 団体競技は1人1種目に限る:

 一人の選手は、「対練」、「集団」または「太極拳推手規定套路」のいずれか1種目に限って出場することができる。

④ 出場都道府県連盟の統一:

 一人の選手はたとえ複数の競技種目に出場する場合でも、一つの都道府県連盟に限定して出場申し込み手続きを行わなければなりません。一人の選手が複数の都道府県連盟から個人競技種目の出場申し込みをした場合は、どちらの申込書も受理されない。

■ 競技日程の一部変更:

 従来、最終日に行なっていた「36.集団」は、本大会では第1日または第2日のいずれかに実施することになりました。

■ 服装規定の変更:

 「2008年北京」以後、武術太極拳はますます社会的に注目されるスポーツとして発展してゆくことが期待されます。国内の競技大会として最も権威ある全日本選手権大会では、服装規定を拡充して、競技スポーツとしての面目を社会に示すことが求められます。この観点から、服装規定を下記の通り変更することになりました。
 なお、昨年7月よりミズノ製競技ユニフォームに新規デザインが追加されましたが、従来の競技用ユニフォームを着用して出場することもできます。
・統一デザインユニフォームの着用が義務付けられる種目は下記の通り。

1)規定競技部門:(6.ジュニア太極拳2、7.ジュニア太極拳1をのぞく全ての種目。)

1.総合太極拳規定套路AB、2.同C、3.24式太極拳A,4.同B、5.同C、
8.長拳A規定套路、9.剣術A規定套路、10.刀術A規定套路、11.槍術A規定套路、
12.棍術A規定套路、13.南拳規定套路、14.南刀規定套路、15.南棍規定套路

2)自選競技部門:

16.太極剣・刀、17.48式・88式太極拳、18.楊式太極拳、19.陳式太極拳、20.呉式太極拳、
21.孫式太極拳

上記の種目以外は、統一デザインユニフォームの着用を義務付けられません。

統一デザインユニフォ-ムの注文について
 日本連盟が販売している統一デザインユニフォーム(ミズノ製)の購入を希望する人は、所属都道府県連盟を通じて4月10日までに注文すること。

■ 出場申し込み手続は都道府県連盟を通じて行う:

「予備出場申込み」2009年3月19日(木)
「最終出場申込み」2009年4月20日(月)

*それぞれ日本連盟必着期日

■ 「シ-ド選手」制度:

 シ-ド選手も必ず在住地の都道府県連盟を通じて出場申込みをしなければならない。

 ◎ シ-ド選手の出場手続依頼義務:
  本大会のシ-ド選手個人の自宅住所宛に、シ-ド選手通知と「<個人競技>最終出場申込書シード選手用 」<書式-5>を送付済み。
 シ-ド選手が適切な時期までにこの依頼を怠った場合は、予備出場申込書のシ-ド選手欄への記載が漏れて、その選手が本大会に出場することができなくなり,この場合の責任は都道府県連盟には無く、シ-ド選手自らが負わなければならない。

■ 「4)自選難度競技部門」の出場申込について:

 「4)自選難度競技部門」は、選手強化委員会の指名を受けた選手のみが出場できる。
 「4)自選難度競技部門」出場を予定している重点強化選手で、本大会の出場の指名を受けなかった選手は、「4)自選難度競技部門」以外の種目に出場することができる(但し、シード選手はシード権のある種目のみ)。その時点で、都道府県連盟を通じて出場申込手続きをする。