2026年ユースオリンピック(セネガル・ダカール)、第10回世界ジュニア選手権大会(中国・天津)ならびに来年度以降のJOCジュニアオリンピックカップ大会の変更点のご案内
「第10回世界ジュニア選手権大会」の要綱が発表され、年齢制限の変更および2026年3月の開催が決定しました。
これを受け、大会に関係する競技委員会、審判委員会、選手強化委員会、ジュニア普及委員会、日本連盟事務局にて協議を行い、第10回世界ジュニア選手権大会の選考方法ならびに来年度以降のJOCジュニアオリンピックカップ大会に関するルールや年齢制限等について検討を重ねました。
その結果、以下のとおり変更を行うことが決定しましたので、お知らせいたします。
1.2026年ユースオリンピック(セネガル・ダカール)について
ユース五輪について、現時点での日程、種目、年齢制限は以下となっております。
大会日程:2026年10月31日〜11月13日※競技日程は不明
年齢:2008年11月14日から2011年10月31日生まれ※大会終了時に17歳以下であること
種目:男女とも長拳・棍術総合、太極拳・太極扇総合
参加にあたり、各種ワクチンやマラリアなどの対策が必須となる。事前に参加者に通知と対応が必要だが、11月に派遣されるJOC調査団の情報を待って対応を決定する。
2.第10回世界ジュニア武術選手権大会(中国・天津)の選抜について
世界ジュニアについて、日程、年齢制限等や現時点での情報について確認し、選考会の実施について以下のように決定した。
■世界ジュニア選手権情報
大会日程:2026年3月23日~31日(競技26日~30日)
年齢:A組(17~15歳:2009~2011)、B組(14~12歳:2012~2014)、C組(~11歳:2015以降)
※ユース五輪対象種目は2008年11月14日から2008年12月31日生まれも参加可
最終エントリー:2026年2月7日まで
■選抜方法について
ユース五輪の参加条件が世界ジュニア選手権出場選手であることを受け、同大会の開催日程が2026年3月末に決定した。これに伴い、選考会は2025年12月に実施することとした。
シード選手および各ブロック選考会の結果に基づき、
○ユース五輪対象種目については、ユース五輪の年齢制限に適合する選手
A組(長拳・棍術・太極拳・太極扇、2008年11月14日から2011年10月31日生まれ)
○その他の種目については、世界ジュニアの年齢制限に適合する選手
A組(2009~2011)、B組(2012~2014)、C組(2015以降)、各1月1日から12月31日生まれを対象として、上位入賞者による選考会を実施する。
詳細は後日、各都道府県連盟宛に別途案内する。
選考会日程(予定):2025年12月26日(金)・27日(土)※参加費の徴収あり
3.第34回JOCジュニアオリンピックカップ大会(福岡)について
第34回大会について、年齢制限や現時点での情報について確認し、以下の方針を決定した。
日程:2026年4月10日(金)~12日(日)福岡市総合体育館※10日は選手練習
対象者:本大会は、従来どおり18歳の参加を認める方針とする。
また、2027年度以降の大会についても、日本代表選手選考の対象年齢を当該国際ジュニア大会の年齢規定に準じる一方で、大会参加は現行どおり18歳の参加を認める方針と訂正する。詳細は決定次第通知するので、2026年度に実施する各ブロックでの第35回大会の選考の際は十分留意すること。
その他、第三套路に限り、長拳・南拳は3種目、太極拳は2種目のエントリーを必須とする、42式太極剣および24式太極拳の時間規定を従来の「3分~5分」から「4分~5分」に変更するなど、変更点があるので、後日送付する開催要綱をよく確認すること。
競技ルール:2024年版武術套路競技規則(発行:国際武術連盟)を採用する。