アジア武術連盟(WFA)が「第44回執行委員会会議」を開催、「アジア伝統武術選手権大会」の実施が決定

6月2日(土)に韓国・ソウルにて、アジア武術連盟(WFA)の第44回執行委員会会議が開催され、日本連盟からは岡﨑温副会長が出席し、近藤重和事業委員会委員長が随行した。会議ではアジア各国・地域の状況などアジア大会中に開催される次回の執行委員会の議題についてなどが検討された。

会議の中で、アジア武術連盟では「第1回アジア伝統武術選手権大会」を開催する予定であることが発表された。これを受けて日本連盟はこの大会に選手団を派遣することを決定した。

伝統武術の国際大会として、世界カンフー選手権大会(旧称世界伝統武術選手権)は、昨年11月に中国・四川省峨眉山での大会までに、既に7回開催されているが、アジア選手権が行われるのは今回が初めての事である。開催時期は今年の11月、開催地は中国国内が予定されているが、詳細は決定していない。

大会に関しては8月のアジア競技大会の実施時期にインドネシア・ジャカルタで開かれるアジア連盟の執行委員会で、その詳細が決定する。日本連盟からは決定後に各都道府県連盟と関係方面に連絡し、選手団を編成する予定。なお、国内締め切りは9月14日を予定しているのでご注意いただきたい。

09_アジア委員会01

霍震寰(イアン・フォック)会長をはじめとするアジア武術連盟理事

09_アジア委員会02

参加者一同による集合写真