「第71回日本スポーツ賞」競技団体別最優秀賞 受賞おめでとう!齋藤志保選手(太極拳)

国内外の競技会や日本スポーツ界で最も活躍した選手やチームをたたえる「第71回日本スポーツ賞」と、パラスポーツ界での成果をたたえる「第6回日本パラスポーツ賞」(読売新聞社制定)の表彰式が、1月23日(月)に東京・紀尾井町のホテルニューオータニで開かれました。大賞(グランプリ)、オリンピック特別賞、特別賞、奨励賞に続き、個人選手29人と団体15チームが、競技団体別最優秀賞を受賞しました。

武術太極拳からは、齋藤志保選手(岩手県連盟・岩手出身)が競技団体別最優秀賞を受賞。3年ぶりに開催された「第39回全日本武術太極拳選手権大会」において、自選難度競技部門・太極拳で1位の好成績を収め、大会5連覇を達成するなどの活躍をみせたことが評価されました。

齋藤選手は4歳の時、武術太極拳と出会い、持ち前の体の柔らかさを生かした美しい動きを武器に、ジュニア時代から国際大会で活躍してきました。2018年のワールドカップにおいて女子太極拳で銀メダル、2019年の世界選手権でも同じく銀メダルを獲得しています。2024年に日本で開催される第3回武術太極拳ワールドカップでも、自国開催での国際大会のメダル獲得に大きな期待が寄せられます。

齋藤選手からは、「栄誉ある賞をいただき、大変嬉しく思っております。これもひとえに応援してくださる皆様のおかげです。

有名なアスリートと同じ舞台で表彰を受けることで、私も日本のスポーツ界を担う一員なのだと感じ、身の引き締まる思いでした。

いつも応援してくださる皆様に恩返しができるよう、今後も精進して参ります。これからもぜひ応援のほどよろしくお願い申し上げます。」と喜びのコメントが寄せられました。

なお、大賞に輝いたのは北京冬季五輪スピードスケート女子で1000メートルを制するなどメダル4個を獲得した高木美帆選手。その他、オリンピック特別賞はスキーの小林陵侑選手に、特別賞はサッカーワールドカップの日本代表チーム、奨励賞はゴルフの蝉川泰果選手に贈られました。「第6回日本パラスポーツ賞」大賞は、北京冬季パラリンピックのアルペンスキー女子(座位)で3種目を制した村岡桃佳選手が受賞しています。

※「日本スポーツ賞」は読売新聞社の主催により1951年に制定され、毎年1年間において顕著な活動をした個人または団体を表彰する。オリンピック開催年にはオリンピック特別賞がある

表彰会場にてトロフィーを手にする齋藤志保選手

表彰会場にてトロフィーを手にする齋藤志保選手

表彰者全員が登壇して表彰を受ける

表彰者全員が登壇して表彰を受ける

近代五種チームと。式では他団体との交流も

近代五種チームと。式では他団体との交流も