第135回理事会・第14回定時社員総会を開催

-2024年度事業活動報告、決算報告、監査報告等を承認-
2025年6 月21日(土)東京・日本連盟トレーニングセンター

公益社団法人日本武術太極拳連盟は、去る6月21日(土)、東京・日本連盟トレーニングセンターにおいて、「第135回理事会」「第14回定時社員総会」を開催しました。

13時から理事会が開催され、その後14時から加盟団体の代表者が参加して総会が開催されました。

続いて、コンプライアンス研修、ブロック会議(分科会・全体会議)および第29回太極拳中央技能検定委員会全体会議がそれぞれ開かれました。

出席者・陪席者の名簿、議事録は次のとおりです。

開会にあたり挨拶を述べる川﨑雅雄副会長

開会にあたり挨拶を述べる川﨑雅雄副会長

公益社団法人日本武術太極拳連盟 第135回理事会議事録

1開催された日時:2025年(令和7年)6月21日(土)13時00分~13時30分

2開催された場所:日本連盟トレーニングセンター

3理事総数及び定足数:総理事数22名、定足数12名

4出席理事数:理事19名
出席者:川﨑雅雄、孫建明、谷川大、友崎敦、潮田強、及川佳織、孔祥東、長江一将、岡野範子、小山晶子、武田久、大山一夫、河村南里、岩佐育代、阿南七重、吉田由美子、藤野雅義、柴田史、今古賀環
出席監事:髙見一枝、春田牧子

なお、中村剛ジュニア普及委員会委員長、高山宗久競技委員会委員長、竹中保仁審判委員会委員長、蓮原亮財務委員会委員長、周惺淇事業委員会委員長が陪席した。

5議題

報告事項
1.専務理事報告
2.その他

決議事項
第1号議案 2024年度(令和6年度)事業報告確認の件
第2号議案 2024年度(令和6年度)決算報告確認の件
第3号議案 専門委員会委員委嘱の件
第4号議案 その他
・借入金返済計画書(案)の件
・<太極扇>全国レベルアップセミナー(案)の件
・アジア競技大会テストイベントの件
・クラウドファンディングと国際大会派遣費用の件

6議事の経過及びその結果

本日の理事会が、理事総数22名のうち19名が出席しており、開催要件の定足数たる過半数12名以上の出席を充足しているので、定款第33条の規定により成立していることを確認した。

事前に川﨑雅雄副会長が議長として指名された。

次に、議事録署名人は定款第35条に基づき、川﨑雅雄副会長、髙見一枝監事、春田牧子監事とし、報告及び議案の審議に入った。

報告事項
以下の報告が行われた。

(1)川﨑雅雄副会長より、各ブロック5段位昇段セミナー事業が順調に進んでいることなどが報告された。

決議事項
第1号議案 2024年度(令和6年度)事業報告確認の件

川﨑雅雄副会長より、第134回理事会で承認された2024年度事業報告(案)の内容について各ブロックにおける修正点の有無などについて改めて確認が行われ、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。

第2号議案 2024年度(令和6年度)決算報告確認の件

川﨑雅雄副会長より、第134回理事会で承認された2024年度決算報告(案)の内容について修正点の有無などについて改めて確認が行われ、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。

第3号議案 専門委員会委員委嘱の件

川﨑雅雄副会長より、以下の通り、太極拳技能検定委員会副委員長に3名を、ジュニア普及委員会副委員長に2名を新しく委嘱することが説明され、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。

・太極拳技能検定委員会副委員長:松本修吉田ますみ河村南里

・ジュニア普及委員会副委員長:久留嶋峻一原田将司

第4号議案 その他

・借入金返済計画書(案)の件

川﨑雅雄副会長より、借入金返済計画(案)に関する内容について、役員報酬の廃止、会議日当・食事手当の廃止、強化事業における国内合宿実施の見直し、2026年度以降の国際大会派遣に係る費用の一部選手負担への変更などが説明された。なお、個人による借入金においては4年以内に全額返済を目指していくこと、金融公庫からの借入金については2030年12月10日に完済する旨と、この計画に沿って経費削減委員会で対応していくことなどが説明され、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。

・<太極扇>全国レベルアップセミナー(案)の件

小島隆平事務局長より、全国の太極拳技術向上を目的とし、太極扇種目におけるレベルアップセミナーを来年度以降、全国8ブロック会場で実施する旨が説明され、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。

・アジア競技大会テストイベントの件

及川佳織理事より、アジア競技大会組織委員会において2026年開催のアジア競技大会に向けて準備が進められていること、散打競技を含めたテストイベントの開催が必要となることが説明された。また、これに伴い、競技に係る備品(散打用の競技リングや防具)、審判及び採点システム等の手配に伴う費用を組織委員会が負担すること、その他の套路競技関係に係る費用については日本連盟負担となることなどが、概算見積費用と併せて説明され、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。

・クラウドファンディングと国際大会派遣費用の件

長江一将事務局参事より、今年度に開催されるアジアジュニア選手権大会、アジアカップ大会、世界選手権大会の各国際大会に係る費用の説明と、世界選手権大会における渡航費用の一部を賄うため、クラウドファンディングを実施することを確認し、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。

以上をもって議案の審議等を終了したので、13時30分に議長の川﨑雅雄副会長が閉会を宣言した。

理事会には理事19人監事2人ほかが参席

理事会には理事19人監事2人ほかが参席

 

公益社団法人日本武術太極拳連盟 第14回定時社員総会議事録

1開催された日時:2025年(令和7年)6月21日(土)14時00分~15時00分

2開催された場所:日本連盟トレーニングセンター

3正会員総数及び定足数:総数51名、定足数26名

4出席正会員数:50名(総会会場に出席の正会員7名、委任状提出43名)

出席理事:川﨑雅雄、孫建明、谷川大、友崎敦、潮田強、及川佳織、孔祥東、長江一将、岡野範子、小山晶子、河村南里、武田久、大山一夫、岩佐育代、阿南七重、吉田由美子、藤野雅義、柴田史、今古賀環

出席監事:髙見一枝、春田牧子

なお、中村剛ジュニア普及委員会委員長、高山宗久競技委員会委員長、竹中保仁審判委員会委員長、蓮原亮財務委員会委員長、周惺淇事業委員会委員長が陪席した。

5議題

報告事項

(1)代表理事、業務執行理事報告
(2)日本連盟各専門委員会及び各ブロック事業2024年度(令和6年度)事業活動報告
(3)専門委員会委員委嘱の件
(4)その他
・アジア競技大会テストイベントの件
・クラウドファンディングと国際大会派遣費用の件

決議事項

第1号議案 2024年度(令和6年度)事業報告承認の件
第2号議案 2024年度(令和6年度)決算報告承認の件
第3号議案 監査報告承認の件
第4号議案 その他
・借入金返済計画書(案)の件
・<太極扇>全国レベルアップセミナー(案)の件

6議事の経過及びその結果

本日の総会が、正会員総数51名のうち総会会場に出席の正会員が7名、委任状提出が43名で出席正会員数は合計50名となり、開催要件の定足数たる過半数26名以上の出席を充足しているので、定款第17条の規定により成立していることを確認し、開会にあたり川﨑雅雄副会長が挨拶を述べた。また、事前に川﨑雅雄副会長が議長として指名された。次に、議事録署名人は定款第35条に基づき、川﨑雅雄副会長、堀米秀夫群馬県連盟会長及び圖子幸子香川県連盟理事長とし、報告及び議案の審議に入った。

報告事項

以下の報告が行われた。

(1)代表理事、業務執行理事報告

川﨑雅雄副会長より、2024年度の各事業が順調に進み、国内大会及び国際大会の日本選手団派遣と認定事業などが無事に行われたこと、今年度においては、第33回JOCジュニアオリンピックカップ大会の開催のほか、公認指導員認定試験、4段位昇段審査会、各ブロック事業が順調に進められていることなどが報告された。

孫建明常務理事より、競技力向上と選手力強化を図った各種講習会の実施や、規程の整備を行ったこと、アジア選手権大会、世界ジュニア選手権大会、套路ワールドカップの各国際大会に日本選手団を派遣し、好成績をおさめたことなどが報告された。また、今年度5月には、日本連盟トレーニングセンターにて中国蘭州大学との文化交流イベントを行ったことが報告された。

谷川大常務理事より、2024年度の国内大会について、4月に第32回JOCジュニアオリンピックカップ大会、7月に第41回全日本武術太極拳選手権大会、9月にSAGA国スポ、10月にねんりんピック鳥取、今年度4月においても愛知県・名古屋市にて第33回JOCジュニアオリンピックカップ大会を開催したことが報告された。

友崎敦常務理事より、2024年度における初~3段検定試験、各ブロックでの4段検定、日本連盟トレーニングセンターで5段位昇段セミナーが実施されたことが報告された。また、今年度以降は5段位昇段セミナーを各ブロックでも実施し、順調に進められていることが報告された。

(2)各ブロック事業及び日本連盟各専門委員会2024年度(令和6年度)事業活動報告

長江一将事務局参事より、事前送付の資料のとおり、2024年度(令和6年度)に実施された各ブロック事業と日本連盟各専門委員会事業について、確認及び修正の有無について報告がされた。

(3)専門委員会委員委嘱の件

長江一将事務局参事より、以下の通り、太極拳技能検定委員会副委員長に3名を、ジュニア普及委員会副委員長に2名を新しく委嘱することが報告された。

・太極拳技能検定委員会副委員長:松本修吉田ますみ河村南里

・ジュニア普及委員会副委員長:久留嶋峻一原田将司

(4)その他

・アジア競技大会テストイベントの件

及川佳織理事より、アジア競技大会組織委員会において2026年開催のアジア競技大会に向けて準備が進められていること、散打競技を含めた日本国内でのテストイベントの開催が別途必要となることが説明され、第135回理事会で承認されたことが報告された。加えて、34年ぶりの日本開催となる本大会において、武術太極拳競技専門のボランティアとして既に120名という多数の応募が来ていることなどを含め、大会開催について改めての周知と協力依頼が行われた。

・クラウドファンディングと国際大会派遣費用の件

長江一将事務局参事より、8月末より開催される世界選手権大会において、渡航費用の一部を賄うため、クラウドファンディングを実施することが報告された。

決議事項

第1号議案2024年度(令和6年度)事業報告承認の件

長江一将事務局参事より、2024年度の競技大会等について、主に国際大会として第3回武術太極拳ワールドカップ大会、第12回世界ジュニア武術選手権大会が、国内大会としてはSAGA国スポ等が開催されたことや、2024年度日本連盟講師研修会を実施し、新たに5名の本部研修生が指名されたこと、新国際ルール審判研修会の実施に加え、国際審判員を招へいし、2024年度版国際ルール研修会を実施したことなどが説明された。また、日本連盟企業協賛について、2024年度に新たに「恒和産業株式会社」が加わり、計8社となったことなどが説明され、報告書の通りに2024年度事業報告は審議のうえ、原案どおり出席正会員全員一致で承認された。

第2号議案2024年度(令和6年度)決算報告承認の件

2024年度(令和6年度)貸借対照表及び正味財産増減計算書、その附属明細書、財産目録及び預り金等について蓮原亮財務委員会委員長が説明し、審議のうえ、原案どおり出席正会員全員一致で承認された。

第3号議案 監査報告承認の件

髙見一枝監事が監査報告を行い、原案どおり出席正会員全員一致で承認された。

第4号議案 その他

・借入金返済計画書(案)の件

川﨑雅雄副会長より、借入金返済計画(案)に関する内容について、役員報酬の廃止、会議日当・食事手当の廃止、強化事業における国内合宿実施の見直し、日本連盟トレーニングセンターでの総会開催、2026年度以降の国際大会派遣に係る費用の一部選手負担への変更などが説明された。なお、個人による借入金においては4年以内に全額返済を目指していくこと、金融公庫からの借入金については2030年12月10日に完済する旨と、この計画に伴い経費削減委員会が設立されたことなどが説明され、審議のうえ、原案どおり出席正会員全員一致で承認された。

・<太極扇>全国レベルアップセミナー(案)の件

小島隆平事務局長より、全国の太極拳技術向上を目的とし、太極扇種目におけるレベルアップセミナーを来年度以降、全国8ブロック会場で実施する旨が説明され、審議のうえ、原案どおり出席正会員全員一致で承認された。

以上をもって議案の審議等を終了したので、15時00分に議長の川﨑雅雄副会長が閉会を宣言した。

及川佳織理事よりアジア競技大会準備についての報告

及川佳織理事よりアジア競技大会準備についての報告

コンプライアンス研修を実施

コンプライアンス研修を実施

東北・北海道ブロックによる報告

東北・北海道ブロックによる報告

北関東ブロックによる報告

北関東ブロックによる報告

南関東ブロックによる報告

南関東ブロックによる報告

東海・北陸ブロックによる報告

東海・北陸ブロックによる報告

近畿ブロックによる報告

近畿ブロックによる報告

中国ブロックによる報告

中国ブロックによる報告

四国ブロックによる報告

四国ブロックによる報告

九州・沖縄ブロックによる報告

九州・沖縄ブロックによる報告

 

第14回定時社員総会出席者・オブザーバー

慶一、岩手県連盟=高橋喜子、山田泰子、宮城県連盟=大竹秀男、秋田県連盟=菅原江美子、山形県連盟=早坂ひで子、菅野瑞子、土屋直美、福島県連盟=蛭田英明、栃木県連盟=柏戸禮子、群馬県連盟=堀米秀夫、堀米昭義、新潟県連盟=上原田紀子、長野県連盟=桜井啓司、茨城県連盟=恩田享位、埼玉県連盟=佐々木浩、千葉県連盟=荒谷仁維、東京都連盟=武田久、神奈川県連盟=河村南里、山梨県連盟=長谷川光男、富山県連盟=島崎慎一、馬渡明美、石川県連盟=田村敏博、福井県連盟=日比靖博、静岡県連盟=増田洋、愛知県連盟=髙見一枝、三重県連盟=奥村誠之郎、岐阜県連盟=杉山哲、杉山千恵、滋賀県連盟=夏原淑江、京都府連盟=佐伯卓也、渡部健一、新保美香、大阪府連盟=馬淵俊二、兵庫県連盟=田中康博、松本修、奈良県連盟=小谷早苗、飯降牧子、和歌山県連盟=津毛望、辻順三、鳥取県連盟=前田慶一郎、島根県連盟=西村敏、岡山県連盟=川島通正、広島県連盟=三保千鶴子、大前一美、山口県連盟=小西輝保、江本眞由美、相本邦子、香川県連盟=圖子幸子、福田一惠、徳島県連盟=柴田史、愛媛県連盟=稲葉美子、高知県連盟=森光久美子、福岡県連盟=前田豊、佐賀県連盟=今古賀環、長崎県連盟=海原一博、三田村直子、熊本県連盟=黒田勉、行田まさ子、大分県連盟=千鳥安雄、宮崎県連盟=原世津、鹿児島県連盟=春田牧子、沖縄県連盟=金城勝、宮良麗子、散手倶楽部=池田純、岡部武央

「第29回中央技能検定委員会全体会議」2025年度の太極拳初段・2段・3段検定実施要綱決まる

「第29回中央技能検定委員会全体会議」が6月21日(土)、日本連盟第14回定時社員総会閉会後に開催され、日本連盟太極拳技能検定委員会のメンバーはじめ各都道府県連盟の太極拳技能検定委員会委員長、総会参加者らが出席しました。

議事は3段1次試験の実施内容について、実際に模範演武を踏まえながら、内容の変更などが協議されました。併せて提出されていた2025年度(令和7年度)初段~3段検定実施要綱(案)が承認され、実施会場や日程などが決定しました。

友崎敦技能検定委員会委員長から説明がなされた

友崎敦技能検定委員会委員長から説明がなされた