「太極拳4段位昇段審査会」2019年度前期審査会合格者発表

2019年度前期、東京（4/7 ～10）、大阪（4/14～17）

四段受審者の際立つ技術向上

４段位は、2013年度から日本連盟太極拳技能検定（段級位制度）に組み入れられ、今年度で７年目となる。

４月７日（日）～10日（水）に東京会場１次審査会と２次審査会①～③、同月14日（日）～17日（水）に大阪会場１次審査会と２次審査会①～③で４段位昇段審査会が実施された。

受審者や合格率等は以下の表のとおり。

１次審査の高い合格率は、受審者が各地での講習会・ブロック講習会や日本連盟の４段位昇段中央研修会の受講で研鑽し、努力を重ねた結果といえる。

今回の２次審査会においても、受審者のうち、不合格者の多数が４段位合格基準ラインに非常に近く、次期以降の審査会での合格が期待される。

審査の結果は、４月30日付で受審者本人宛に送付された。１次および２次審査の不合格者には、今回の審査における各動作の問題点を審査員が指摘した「審査結果通知表」が同封されている。これは、１次または２次審査の技術要求に対する、個々の点検結果を一覧表にして、今後の指標を示したもの。

今期の東京会場の４段位昇段審査会は、日本連盟太極拳指導員委員会常任講師の川﨑雅雄、辻本三郎丸、髙山恵靖子、潮田強、大塚かづ子、友崎敦の計６講師が担当した。

大阪会場は、同常任講師の川﨑雅雄、辻本三郎丸、西村誠志、小川篤子、上り浜誠一の計５講師が担当した。

今年度後期審査会（10月）に向けて

今年度後期の４段位昇段審査会は、全国８ブロック７会場で実施される。その他の変更も含めて、詳細については来月掲載する。

また、後期の審査会の実施要綱は、受審資格のある方に５月下旬までに送付される予定。

2019年４月実施４段位昇段審査会合格数一覧