太極拳ゆったり体操サポーター・ステップアップ講習会を開催

【掲載:2012年12月17日】

喜多方に全国から52人が参加!

 11月9日(金),10日(土)の2日間にわたり,太極拳のまち喜多方市が福島県立医科大学医学部安村誠司教授と協働開発した「介護予防のための太極拳ゆったり体操」サポーター・ステップアップ講習会が開催された。

太極拳ゆったり体操は,太極拳の動作を取り入れながら,立位の保持が難しい虚弱高齢者でも取り組めるように開発した体操で,この講習会は指導を目指す方を対象に毎年開催されており,これまでも全国の太極拳愛好者が「この体操を高齢者に普及したい」と講習会に参加してきた。

今回受講された方からは,「太極拳ゆったり体操のコンセプトに基づき,指導員の皆さんが高齢者の方に気持ちまでしっかり寄り添い,ご自身も楽しんでおいででした。高齢者の方々への接し方は勉強になりました」「まさに高齢期を健康で元気に過ごすことの大切さを目の当たりにして,深く勉強させていただきました。希望,目的をさらに持つことができました」という感想も寄せられた。(佐藤まゆみ・喜多方市高齢福祉課介護予防係長)

今回の受講者合計52人の県別参加数は次のとおり。宮城県2人,山形県4人,福島県8人,茨城県1人,群馬県5人,埼玉県6人,千葉県1人,東京都4人,栃木県2人,新潟県7人,長野県3人,石川県1人,静岡県6人,宮崎県1人,鹿児島県1人。

 


喜多方市の定例教室を
見学しながら体験

毎回好評のグループワーク

宮崎県から参加の大神憲子さんが今回の受講生52人を代表して修了証を受領した