「太極拳ゆったり体操サポーター講習会」に全国から47人が参加

太極拳のまち喜多方市 同市で開発した介護予防のための体操

【掲載:2014年07月15日】

6月28日(土),「太極拳のまち」福島県喜多方市(山口信也市長)で「太極拳ゆったり体操サポーター講習会」が開催された。

太極拳ゆったり体操は,福島県立医科大学医学部公衆衛生学講座の安村誠司教授と福島県立会津保健所の協働で開発した虚弱高齢者でも取り組める太極拳の動作を取り入れた介護予防のための体操である。

サポーター講習会の目的は「正しい動作の習得」。今回の講習会には北は岩手県,南は兵庫県まで全国から47人が参加して,太極拳ゆったり体操の動作を習得した。2007年に第1回サポーター講習会を開催して以来,今回まででサポーター数は今年度の目標を超え,合計503人に上った。

今回の講習会では①体操開発の経緯と喜多方市の取り組み(講師:喜多方市高齢福祉課長 赤枝幸浩),②介護予防における運動の必要性(講師:福島県立医科大学医学部公衆衛生学講座 安村誠司教授)③体操の動作及び指導法について(講師:喜多方市ゆったり体操リーダー 松崎裕美)④体操短縮版座位の動作解説(ゆったり体操リーダー 松崎裕美)⑤体操短縮版立位の動作解説(講師:喜多方市ゆったり体操リーダー 佐々木洋子)⑥動作,指導法についてのグループワーク(講師:ゆったり体操リーダー松崎裕美・佐々木洋子)が行われた。

閉講式では福島市から参加した矢内睦美さんが参加者を代表して修了証を受け取った。

喜多方市ではこの講習会を修了し,さらに指導にあたることを目指す人を対象に,11月7日(金),8日(土)の2日間にわたって,太極拳ゆったり体操サポーターステップアップ講習会を開催する予定。



講習会で話す安村誠司福島県立医大教授


ゆったり体操講習会(立位)の模様


ゆったり体操講習会(座位)の模様

 

喜多方市における太極拳ゆったり体操の取り組みについて

喜多方市独自の介護予防事業として,太極拳ゆったり体操を活用した介護予防事業を推進するとしており,市直営の教室を2教室に分かれて年40回行っているほか,一次予防,二次予防事業共に,運動器の機能向上プログラムとして実施しています。

また,市内各地区で太極拳ゆったり体操教室を実施することにより,特に虚弱高齢者が運動を習慣化することで介護予防及び閉じこもり予防を図ることを目的として,希望する地区に体操ボランティアによる支援を行う「体操ボランティアによる地区支援事業」を推進しています。同時にこの事業をとおして,太極拳ゆったり体操ボランティアを育成し,体操指導員の活躍の場を広げています。

現在,太極拳体操指導員(リーダー,サブリーダー,サポーター)のうち,26名がボランティア登録し,各地区2~5名のボランティアグループで地区事業を支援しています。今年度新しく2地区がこの制度を利用し太極拳ゆったり体操教室を開始したほか,最も長く継続している地区は6年目となり,市内あわせて10地区で行っています。

また,喜多方市外において体操の指導及び普及を図ることを目的としているエリアパートナーには,現在20名の方が登録され,全国での体操教室などで,普及活動を行っています。

平成26年6月1日現在

普及システム
・指導員の育成
・ボランティアの育成
リーダー13名
(H26年度)
目標16名
サブリーダー17名
(H26年度)目標20名
サポーター458名
北は北海道から南は九州・沖縄まで全国で活躍中
(H26年度)
目標500名
市内 102名
市外 356名(内エリアパートナー20名)
※市外内訳 福島(喜多方市を除く)55名・北海道1名・秋田4名・岩手8名・山形23名・宮城31名・群馬9名・栃木26名・茨城3名・埼玉43名・東京13名・神奈川18名・千葉9名・新潟26名・長野10名・山梨7名・静岡23名・愛知1名・岐阜1名・富山2名・石川1名・京都1名・大阪12名・奈良3名・福井4名・滋賀2名・兵庫3名・島根1名・福岡3名・佐賀1名・長崎5名・大分2名・鹿児島2名・宮崎1名・沖縄2名